極楽とんぼ・山本圭壱。
本来であれば公人私人を問わず、俺は極力他人の批判記事を書かないようにしている。俺が人の悪口をブログに展開することで、それを不快に思う読者さんが少なからずいるであろうからだ。
しかし今日ばかりはどうかご容赦願いたい。極楽山本、一体ヤツはどのツラ下げて芸能界に舞い戻ってきたのだろうか。
00年代初頭、フジ『めちゃ2イケてるッ！』などの出演により、ようやく極楽とんぼの知名度が全国区になりかけた矢先、山本が例の事件を起こす。10代少女に対する飲酒強要・性的暴行だ。
男として最低最悪の蛮行、鬼畜、外道。その罪、断じて許し難し。
そしてこの件で、最も被害を被ったのは山本の相方・加藤浩次であろう。いきなりピン芸人として芸能界に取り残された上、「極楽とんぼ」の看板はぐしゃぐしゃに潰されたのだから。
しかしここから、加藤の目を見張る快進撃が始まる。
芸人としての活動の他に、日テレ『スッキリ!!』、TBS『がっちりマンデー!!』、TBS『スーパーサッカー』などで司会を担当、「極楽とんぼ」という黒歴史を払拭して今や芸能界屈指のマルチタレントに大躍進。
タレント・加藤浩次の前途は輝きに満ちている、誰もがそう思っていたはずだ。
しかし一体何をしに返って来たのか、山本圭壱の芸能界復帰。そしてネットTVで加藤とともに極楽とんぼとして冠番組を始めるというではないか。
ピンとしての立場を完全に確立した加藤にとって、山本とのコンビ復活などイメージダウンも甚だしい。加藤の今後のキャリアを考えたら、「極楽とんぼ再結成」など百害あって一利なしだ。
逆に山本にしてみれば、自分の留守中10年間に加藤が苦心して築き上げたポジションにまんまとタダ乗り、こんなにオイシイ話はない。相方に男気を見せた加藤に比べ、山本はなんと自分本位で図々しいのだろうか。
極楽山本が芸能界復帰を望むなら、例えば何の落ち度もなく相方・澤部佑に捨てられたハライチ岩井勇気のように、誰にも迷惑をかけずピンでゼロから始めるべきだろう。
いや山本は元性犯罪者、ゼロどころかマイナスからのリスタートだ。俺なら山本圭壱を見かけたらまずチャンネルを変えるし。