目には目を、狂人には狂人を!もしG.ブッシュが現米大統領だったら、中国の海洋進出を止められた!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

中国の国際法を無視した、傍若無人な南シナ海進出が止まらない。

先の「東アジア首脳会議」にて日米がこれを強く非難するも、当の被害国たるフィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾などが中国の軍事的・経済的制裁を恐れて全く口を開けず、何の進展もないまま残念な会議は閉会した。

そしてこれは、日本にとってもとてつもない脅威である。中国が南シナ海の実行支配を完遂したならば、次に狙うは東シナ海。我々にしてみれば他人事ならず、まさに「明日は我が身」なのである。



さて、少なくとも2000年代まで、全世界はアメリカの”統治下”にあった。そしてアメリカの盟主時代最後の大統領、それがまるでナチスドイツ総統A.ヒトラーが憑りついたかのような、”戦争狂”G.ブッシュ前米大統領である。

G.ブッシュはただ国民からの支持を集める為だけに、事実無根の大義をでっち上げアメリカ国民共通の外威を捏造、アフガニスタン侵攻、イラク戦争といった理由なき侵略戦争を繰り返した。恐らくG.ブッシュは、アメリカ史上最悪の大統領の一人に数えられることだろう。

そして2000年代末、穏健派の現米大統領B.オバマが就任。彼の平和的、友好的な姿勢が、今日の日米関係をより親密かつ強固なものにしたと言っても過言ではない。

しかし2010年代に入り、”戦争狂”G.ブッシュ前米大統領の退任を見計らったかのように、中国が軍事進出を開始。それに対し残念ながら、B.オバマ現米大統領は政治的抑止力を持ち得なかった。



その昔、偉い人が言った。「目には目を、狂人には狂人を」。

もしG.ブッシュが現米大統領であったなら迷わず速攻で軍事行使、今日の中国の横暴に歯止めをかけることが出来たのかも知れない。

もっとも米中間に軍事的緊張が高まれば世界経済が受ける打撃は計り知れず、また国防上、我々の日本もただでは済まされないであろうが。