俺まきしまという人間を、一言で表すなら「ベタ」である。好きなケーキは苺ショート、好きな映画は『スター・ウォーズ』、好きな洋楽歌手はマイケル・ジャクソン。とにかくベタ、ベタ、ベタ、あまりに趣向がベタなのだ。そしてベタすぎる俺だからこそ、万人に受け入れられるであろう、いや受け入れられてほしい、そんな漫画をここで紹介したい。よって今日の日記、「まきしまがお勧めする超王道漫画で打線を組む」。
1(遊) 『ガラスの仮面』 美内すずえ
2(三) 『三国志』 横山光輝
3(左) 『ブラック・ジャック』 手塚治虫
4(捕) 『ドラえもん』 藤子・F・不二雄
5(中) 『火の鳥』 手塚治虫
6(一) 『シリーズこわい本』 楳図かずお
7(二) 『笑ゥせぇるすまん』 藤子不二雄A
8(右) 『アドルフに告ぐ』 手塚治虫
9(投) 『T.Pぼん』 藤子・F・不二雄
以上、野球チームになぞらえ9作を挙げてみた。まあぶっちゃけ、他の作品はどっちでもいい。ただ『ドラえもん』、『火の鳥』、『ブラック・ジャック』、この3作だけは一般教養レベルで絶対に読んでほしい。たとえ太宰を読もうと芥川を読もうと、手塚治虫、藤子・F・不二雄を知らぬ者を俺は文識家とは認めない。