第8回AKB48シングル選抜総選挙。HKT48指原莉乃が自身3度目にして2年連続の1位達成、獲得票数は20万票越えとまさに史上初尽くしで圧巻の強さを見せつけ幕を閉じた。
1位 指原莉乃 (HKT48) 243,011票
2位 渡辺麻友 (AKB48) 175,613票
3位 松井珠理奈 (SKE48) 112,341票
4位 山本彩 (NMB48) 110,411票
5位 柏木由紀 (AKB48) 92,110票
6位 宮脇咲良 (HKT48) 78,279票
7位 須田亜香里 (SKE48) 69,159票
8位 島崎遥香 (AKB48) 68,126票
9位 兒玉遥 (HKT48) 60,591票
10位 武藤十夢 (AKB48) 58,624票
11位 横山由依 (AKB48) 58,610票
12位 北原里英 (NGT48) 58610票
13位 向井地美音 (AKB48) 50,170票
14位 岡田奈々 (AKB48) 47,094票
15位 高橋朱里 (AKB48) 40,,684票
16位 小嶋陽菜 (AKB48) 40,071票
もちろん俺は、指原が1位を獲ったことに難癖をつけるほど性格悪くはない。誰が何を言ったところで、この数年48グループの顔が彼女であったことは事実だ。しかしそれでも尚、俺の中には疑問が残る。「なぜ指原は、毎年毎年票数を伸ばしているのだろうか」。なぜならAKB総選挙の総得票数は、今や確実に減少に転じているからだ。
手元に第8回総選挙の正確な総得票数のデータはないが、ざっと手計算をするに今年のAKB総選挙の総得票数は、去年よりも40万票減って280万票程度。このうち指原莉乃の獲得票数は24万票、また上位7人、いわゆる”神7”の合計獲得票数は87万票。つまり全得票数のうち1割が指原、そして3割が神7で占められているのだ。
AKB総選挙、票数は指原に一極集中を起こしている。考えてみれば当然のことだろう。知名度の高い初期の主力メンバーが次々と卒業する一方、AKBは若手育成不振。ファンの方には申し訳ないが、指原莉乃、渡辺麻友を除けば「誰これ」なメンバーばかりなのだから。