バタフライの存在意義が分からない。
バタフライと言えばクロール、平泳ぎ、背泳ぎと並ぶ、
4大競泳公式泳法の一つである。
しかし、クロール、平泳ぎ、背泳ぎが、
実に実践的かつ合理的な泳法であるのに対し。
バタフライは何が悲しくてあんな泳法を強いられるのか、
俺にはサッパリ理解出来ないのだ。
例えば、海上で水難事故にあったとする。
クロールは最も速く進む為の泳法。
平泳ぎは体力を持続させ、背泳ぎは確実に呼吸を確保する。
この3つの泳法を駆使すれば、
わずかながらでも生存率を上げることが出来よう。
しかし、バタフライ。
これはもう、水と戯れはしゃいでいるようにしか見えない。
めちゃくちゃ体力を浪費する上に、
スピードも全く出ない。
海上事故に遭った時にこんな泳法を摂るヤツは、
確実に真っ先に水死するだろう。
仮に、以下のような事態に遭遇したとする。
「あなたは水難事故に遭いました。
そしてクロール、平泳ぎ、背泳ぎは使えません」
俺ならば間違いなく、
バタフライではなく犬かきを選択するだろう。
よって競泳の個人メドレーにおいては、
バタフライではなく犬かきを採用すべきなのである。
もっとも競泳のルール上、
自由形種目において犬かきをしても全く問題ないのだが。