音楽を聴いていて、俺が曲に堕ちる時。
何パターンかあるのだが、中でも最頻出なのが、
「ラブソングが失恋歌に変わる瞬間」である。
もう10年以上前か、友人の車でドライブをしていた。
するとカーラジから、
GLAYの『Way of Difference』なる曲が流れ出した。
待ちわびて 待ちわびて
大切な季節にそそぐ想い出は
あなたで溢れている
恋しくて 恋しくて
どれほどの勇気 あなたがくれただろう
今も抱きしめている
ハイハイ、ごちそうさん。
おノロケはもうお腹いっぱい、胸焼けしそうだよ。
誰一人 優しさと
強さがなければ生きてはいけないと
教えてくれたのは 去りゆくあなたでした
涙ドッバーーー…はい、まきしま堕ちました。
まさにこれこそが、
「ラブソングが失恋歌に変わる瞬間」なのである。