
かの有名なモーツァルトは、同時代の音楽家たちから、
”異端者”として徹底的に敬遠された。
また、アインシュタインはノーベル賞を受賞するも、
それは「相対性理論」に対するものではない。
彼の理論はあまりに革新的過ぎて、
当時の科学者たちには全く受け入れられなかったのである。
他を圧倒して卓越する者は、ただその存在によってさえも、
周囲の誰もに威圧と脅威を与えてしまう。
ゆえに天才とは常に孤独なのだ。
さて”漫画の神様”手塚治虫は、藤子・F・不二雄につき、
「『ドラえもん』にはとてもかなわない、
彼は漫画界における本当の天才だ」と評している。
また、鳥山明については、
「彼は純粋で素晴らしい、彼こそまさに僕の後継者だ」と語り、
自ら手塚賞の審査員の後任に指名した。
手塚治虫にとって最も幸運であったこと。
それは自分が「並び立つ者なき高峰の傑人」であることに、
自身だけが気付かなかったことではないだろうか。
◆日本を代表する漫画家といえば?
(「gooランキング」より)
1位 手塚治虫 (代表作/鉄腕アトム) 10751票
2位 藤子・F・不二雄 (ドラえもん) 4715票
3位 鳥山明 (ドラゴンボール) 3704票
4位 尾田栄一郎 (ONE PIECE) 2212票
5位 藤子不二雄A (笑ゥせぇるすまん) 833票
6位 井上雄彦 (SLAM DUNK) 610票
7位 松本零士 (宇宙戦艦ヤマト) 517票
8位 あだち充 (タッチ) 506票
9位 青山剛昌 (名探偵コナン) 457票
10位 赤塚不二夫 (天才バカボン) 443票
※以下省略