カラオケで俺の声量はブッ飛んでいる!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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以前勤めていた会社の人たちと、カラオケに行った時のこと。

その中で俺は断トツの最年少。
周りは40代、50代、皆俺より一回り以上も年上である。

「年配の人たちは、あまりうるさい歌は好まないだろう」

スピッツ、藤井フミヤ、福山雅治…
とにかく俺は、スローテンポのバラードばかりを選曲。

尚且つ、マイクを口から30cm以上も離して歌った。

しかし、それでもやはり言われてしまった。
「まきしまくん、物凄い声が出るね」

あちゃあ…俺は苦笑して濁すしかなかった。
「ええ…そうなんですよね」



カラオケにおいて、とにかく俺の声量はブッ飛んでいる。

純粋に声量だけで言うならば、
あの和田アキ子に勝るとも劣らずであろう。

その和田アキ子が、GLAY、ラルク、LUNA SEA…

ゴリゴリのロックバンドばかり歌うのだから、
まさにたまったもんじゃない。

それこそシャウトの一つもかまそうものなら、
もはやジャイアンばりの騒音公害である。

俺の大音量スピーカーに、周りの友人からは非難轟々。

「お前の声、フロアの反対側のトイレまでガンガン響いてたぞ」
「お前とデュエットすると、俺の声が完全に殺される」

挙句の果てには、「まきしまマイク禁止令」

俺にとっても周りにとっても、
俺の大声量は大量破壊兵器。それ以外の何物でもない。



しかし、今になって振り返り思う。

「まきしまくん、物凄い声が出るね」
これは褒め言葉だったのではないか。

だとしたら「ええ…そうなんですよね」は不正解、
「そうですか、ありがとうございます」が正解だ。

けれど、仮にそうであったとしても。

俺の声量が、迷惑防止条例違反に至らず賛辞を貰えたのは、
選曲で自重し、声を最小限に抑えて歌ったからだろう。

過ぎたるは及ばざるよりイタイ。