今日の日記は、ともに高い人気を博す漫画・アニメ作品、
『ドラゴンボール』、『名探偵コナン』にスポットを当てたい。
まずは以下のランキングを見てほしい。
これは「gooランキング」より引用、
「日本を代表するアニメランキング」(2012年)である。
1位 ドラえもん 3815票
2位 サザエさん 2856票
3位 ONE PIECE 2304票
4位 ドラゴンボール 2088票
5位 それいけ!アンパンマン 485票
6位 鉄腕アトム 468票
7位 名探偵コナン 444票
8位 ポケットモンスター 420票
9位 ルパン三世 366票
10位 宇宙戦艦ヤマト 315票 (以下省略)
『ドラゴンボール』が”2大国民的人気アニメ”、
『サザエさん』、『ドラえもん』にも比肩する評価を誇るのに対し。
『名探偵コナン』はその”格下”に位置付けられる。
しかし今日、2010年代現在にて論じるなら。
例えばテレビアニメ視聴率、劇場映画興行収入、
『名探偵コナン』の方が遥かに高い実績を残している。
にも関わらず、『ドラゴンボール』の圧倒的高評価、
相対的に『名探偵コナン』の低評価、これは一体なぜだろうか。
恐らく『名探偵コナン』の人気が日本国内及び、
”たかがアジア諸国ごときにとどまる”のに対し。
『ドラゴンボール』は”欧米諸国に認めてもらえた”からであろう。
あるブロガーさんの言葉を借りるならば、
「戦後の日本文化は”白人コンプレックス”により形成された」
日本人は”欧米諸国の評価”に対し、卑屈なまでに弱い。
もちろん『ドラゴンボール』という漫画・アニメ作品群、
それが秀逸なコンテンツであることに異論はない。
しかしその”秀逸性”、評価主体は果たして欧米人であろうか。
否、日本の国産文化を胸を張って誇り称えるのは、
他の誰でもない、我々日本人自身である。