聞くところによると最近では、
小学校低学年のうちから学校で英語を教えるらしい!
さらには、まだ日本語もままならぬ幼児に、
英語を叩きこもうとする教育ママ。
いや、2ヶ国語ならまだマシだ!
中国語、ハングル語、ドイツ語にフランス語…
一体子供を、何リンガルにするつもりなんだか?
そんな現代の悪しき風潮、日本の全ての教育者と母親に、
俺は声を大にして言いたい!
「言語とは単なる伝達手段ではない、自己表現手段だ!!」
さて、誰にだって一つくらい取り得はあるもの。
こう見えて俺まきしま、
子供の頃から作文だけは得意だった!
小学中学と、作文で獲った賞はそれこそ数知れず。
そんな唯一無二の特技は、大人となって必然的に趣味へと。
20代の頃、短編小説で文学賞を受賞!
そして30を過ぎた今でも、
こうして暇を見つけてはブログを書いている。
しかし、恐らく人より密に文章に携わってきたこの半生!
それでも尚、日々ひしひしと痛感している。
「俺はいまだ、日本語表現の極みを知らない!!」
例えばだ!「食べる」という行為。
それ一つとっても、言い表し方は無数に存在する。
喰らう、頂く、食す、召す、
貪る、平らげる、かぶりつく、胃に収める…etc
ある一連の事象に対し、
これを言い表す語彙の組み合わせはまさに無限通り!
その中から言葉を選択。自分が今どんな気持ちで何を表現し、
そして何を読み手に強く訴えたいのか?
仮に俺がこの先数十年、死ぬまでブログを書き続けても、
日本語表現を極めることなど到底不可能だろう。
「日本語を使う」 とはそういうことを言うのだ!!
もちろん、世界のあらゆる言語の中で、
日本語が最も秀逸であるなどとは言わない。
しかし、ある1つの言語をとことんまで追求・活用、
その取り組みなくして、自己表現の確立などあり得ない!!
文科省よ!日本中の教育者に教育ママたちよ!
語学力と自己表現力!!子供たちにとって、
本当に生涯必要なスキルとはどちらであろうか。