23-24シーズンが終わりました。リバプールは勝ち点82の3位フィニッシュ。
カラバオ杯制覇、ELとFAカップは両方準々決勝で惜しくも敗退。
4冠という夢を十分見せてくれたと思っています。
クロップ時代の集大成として若手の台頭もありながらチームの土台もしっかりと残してくれた1年だったと思います。
今回は選手ごとに思ったことを評価とともに書いていきます。
あくまで個人的な感想なので、ご承知おきください。
いろんな意見があって当然だと思います。
採点は10点満点で平均を6とします。
それではいきましょう。
アリソン・ベッカー ☆7.0
リバプールの正ゴールキーパー。今シーズンは中盤で怪我をしてしまい、とても焦りました。その間、ケレハーが見事に穴をうめたので致命傷にはならず。
出場した時の存在感は抜群。的確なポジショニングから1対1のピンチも何度も防いでいた。足元の技術も高い。
キーパーなので今後4.5年は十分できるだろう。本当に頼もしい。怪我だけが評価を上げきれなかった理由である。
クィービーン・ケレハー ☆7.5
今シーズン功労者の一人。アリソンの怪我を見事にうめ、自身の能力を証明した。
第二GKではもったいなく、リバプールは出したくないだろう。アリソンの安定感にはまだ及ばないが、試合感がつかめない中起用され、結果を残している。
フィルヒル・ファンダイク ☆8.5
ワールドクラスの選手だと改めて証明。リバプールのキャプテン。
昨シーズン、らしくないミスが指摘され批判もあったが見事に復活。ほぼすべての試合にスタメンフル出場した。
彼が怪我無く、フィットネスも整っていたことが、今シーズン大きかった。ピッチ上の対人守備能力はもちろん、一撃必殺のロングパスも魅力的。
夏に33歳になるがまだまだやってくれると信じている。
来シーズンも頼む。
ジョエル・マティプ ☆6.0
序盤戦でファンダイクとともに双璧を築いた。長年リバプールのDFラインを支えたが怪我でシーズンアウトしてしまい、ついに契約満了。
195㎝の高さはもちろん、ファンが周知のスルスルぬけるドリブルでビルドアップにも貢献する。
内田、南野や遠藤といった日本人プレーヤーとも仲がよく、人間性はクロップが絶賛するほど。
たくさんのタイトルをありがとう、マティプ。
イブラヒム・コナテ ☆6.0
屈強なDF。昨シーズン飛躍し今期はDFリーダーの役割を担うかと思ったが、クアンサーの台頭によって控えに回ることが多くなった。
総合値は高く、スピードやフィジカルでやられることはあまり見ない。クアンサーとの比較はパスやドリブル能力でやや劣るかなと思うくらいです。
来シーズンこそポジションをつかみたい。
ジョー・ゴメス ☆7.5
もともとのパス能力を生かし、今シーズン偽SBとして重要な役割を担った。リバプール最古参の選手で今年27歳になった。円熟味の年齢ですね。
怪我が多い選手だが、今年は長期の離脱はなかったです。
汎用性が高く、やや便利屋的位置になってしまっているのが気掛かり。本当は本人はスタメンで出場したいだろう。
来期どういう布陣で臨むかによるが、今シーズンは彼のおかげでDFラインの壊滅を防いだといえる。
ジャレル・クアンサー ☆8.0
開幕前恥ずかしながら名前も知らなかった選手。
DFラインはマティプやロバートソンの怪我もあり、スタメン起用を徐々にされていった。
そして終盤では気づけば、ファンダイクのパートナーを務めるまでに成長。
対人守備能力、スピードがあり、ビルドアップにも貢献する現代型センターバック。まだ21歳。
ここ一番でミスがあったが今シーズンは飛躍の年になった。
来シーズンCBは補強ポイントにあり一人は必ずとると思う。
厳しいポジション争いを勝ち抜けるか注目の若者である。
いかがだったでしょうか。
次回はSB編をやりたいと思います。
今年は失点数が41でやや高かったかなと思うくらいでした。最少はアーセナルの29。シティは34でした。レベルが高い。。
この2チームと対等で追い抜くためにはさらに強化が必要ですよね。
それではYNWA。