こんにちは。前回に続いてリバプールの選手たちのレビュー、思ったことを評価とともに書いていきます。
あくまで個人的な感想なので、ご承知おきください。
採点は10点満点で平均を6とします。
今回はSB編です。クロップ体制の肝であったサイドからの幅のある攻撃、組み立て、リバプールの躍進を支える両サイドの選手に注目ですね。
それではいきましょう。
トレント・アレキサンダー・アーノルド ☆6.5
昨シーズンの終盤から本格的に偽サイドバック的な役割でチームのチャンスを演出してきた。結局クロップはセントラルMFの立ち位置で彼を使わなかったですね。
経験も25歳の年齢で豊富。副キャプテンを務めます。
守備の批判は往々にしてあるが彼のキックは唯一無二。
一本でチャンスを作り出す能力が高いです。
今期は怪我の影響もあり、プレミアでは3得点4アシストとやや物足りない結果になりました。
ブラッドリーの台頭もあり、彼の不在がそこまで響かなかったですが、今までは彼なしでは考えられなかったですよね。
スロットの戦術がどうかで彼の役割は変わってくるだろう。
アンドリュー・ロバートソン ☆6.5
トレント同様今シーズンは怪我もあり、プレミアでは3得点、2アシストの成績。彼の不在もジョーゴメスがうめてくれて良かった。
サイドバック2人のアシスト数がこれほど落ち込んだのははじめてですね。
出場するとさすがの運動量とキックでチームを活性化し、貢献した。
オーバーラップのタイミングが絶妙で、味方との連携にも優れるDF。
中へ切り込むことが多いディアスとの相性も良かったです。
コスタス・ツッミカス ☆6.0
高いキック精度、運動量を誇るDF。開幕前は偽サイドバックの役割にも取り組んでいた。
今期はジョーゴメスの偽サイドバック化、自身の怪我で思うように出番を得られなかった。
しかし、カラバオカップでは見事活躍。決勝戦でファンダイクのゴールをアシストし、優勝に貢献した。
現在28歳と選手としてベストの時だと思うので、来シーズンどのようにチャンスを得られるか期待したい。
コナー・ブラッドリー ☆9.0
今シーズン最大のサプライズの選手。トレントが怪我で離脱したとき、彼が実力を示した。
まだ20歳のプレーヤー。
上下動する運動量の多さ、右足のキックの良さ、守備も粘り強いです。
クロップがチームに求めていた運動量と足元の技術、組み立て能力などリバプールのサッカーにもフィットしました。
ブレイク直後、お父様が亡くなるという不幸もあったが2,3試合の欠場で戻ってきて、チームに適応しました。
来シーズン、本格的にスタメン争いに参戦する若者から今後も目が離せない。
以上SB編でした。
現代サッカーでも重要性、戦術性が高いポジション。
来シーズン、スロットはどのような選手をチョイスするか、楽しみです。