日本では「バック駐車」ばかり、なぜ? 欧米では“前向き”が基本!? 納得の理由とは | ランゴワンの地図

ランゴワンの地図

 2009年の8月、家の仏壇の引き出しから一枚の古地図を発見しました。地図の中央付近には、「ランゴワン」という地名が記してありネットで検索してみると、1942年1月11日、旧日本軍が初めて落下傘による降下作戦を行った、インドネシアの村の名前でした。

 

くるまのニュース 2024.02.22

 

 日本ではバック駐車が一般的である一方、アメリカやイギリス、ドイツなどの欧米諸国では前向き駐車が主流です。

 たとえばアメリカにおいては場所によって前向き駐車が義務付けられているケースのほか、バック駐車を想定していないため駐車枠に車止めが設置されていないこともあります。
 日本の交通ルールは明治時代、先進国であったイギリスを参考にしたという説もありますが、なぜ欧米と異なり「バック駐車」が普及したのでしょうか。

 その理由として、日本は欧米諸国と比べて駐車場が狭くなる傾向にあることが挙げられます。

 日本は世界的に見て人口密度が高いうえ、2020年時点での自動車保有台数がアメリカ、中国に次いで世界3位と非常に多く、必然的に駐車スペースが限られます。

 特に東京都や大阪府などの都市部では駐車場が狭く、一度前向き駐車をすると何度も切り返さなければバックで出られないケースも散見されます。

 狭い駐車場でも発進しやすいよう、バック駐車が広まったといえるでしょう。

 

 

 

 

 欧米人は不器用で、日本人は器用なのですよ。