「中国が反発するということは、日本政府が正しいことをやっているということだ」 | ランゴワンの地図

ランゴワンの地図

 2009年の8月、家の仏壇の引き出しから一枚の古地図を発見しました。地図の中央付近には、「ランゴワン」という地名が記してありネットで検索してみると、1942年1月11日、旧日本軍が初めて落下傘による降下作戦を行った、インドネシアの村の名前でした。

イメージ画像です。

 

産経新聞 2024/1/14 17:16

 

「中国が反発するということは、日本政府が正しいことをやっているということだ」

 

 13日に投開票された台湾の総統選で当選した頼清徳副総統に上川陽子外相が祝意を示したことに対し、中国が反発を強めていることについて、自民党の佐藤正久元外務副大臣は14日、産経新聞の取材にこう語った。

 

 佐藤氏は、台湾総統選の結果について「国民党の敗北というよりも、一番の敗北者は中国だった」と語る。対中融和路線の最大与党、国民党の候友宜新北市長が敗れたことは、台湾統一を目指す中国の習近平国家主席にとって痛手だったというわけだ。その上で、佐藤氏は「習氏は相当怒っていると思う」と話す。

 

 上川氏の祝意に対して「強烈な不満と断固とした反対」を表明した談話を発表したのは、在日本大使館の報道官だった。佐藤氏は「在日本中国大使館としては、こういう時は習氏に寄り添った態度を出さないと(駐日中国)大使の立場がないと考えたのではないか」と語る。

 

 一方、佐藤氏が懸念するのは、中国政府内で習氏に報告される情報が偏っている可能性だ。「習氏に正しい情報が上がっていない。台湾総統選に関しても、習氏の予想と違った可能性がある。在日本中国大使館も悪い情報を上げていない」とみる。

 

 中国と同じ権威主義国家のロシアをめぐっては、プーチン大統領に正しい情報が伝わっていなかったことがウクライナ戦争につながったという指摘もある。こうした見方を念頭に、佐藤氏は述べた。

 

「習氏のプーチン化を危惧している」