今回、遺骨収集でお世話になった「金光教沖縄教会」の建物です。 菓子折り持って前々日、ご挨拶に行きました。 場所は、壺屋やちむん通りの近くですが、乗用車が一台通るのがやっとの道を曲がりに曲がってたどり着けました。
朝9時頃だと思います。 朝礼が始まりました。 5班体制で、約120名参加です。
こんな所へ入って行くのかと、恐怖を覚えました。 そんな一枚です。
引っ越し紐で各班の区域を示し、何処へ通じるかの表示板です。 この紐が無いと迷子になります。 携帯も繋がり辛いです。
紐を辿って現場へ向かいます。 まだこの辺は道があります。
雑林を掻き分けて道を作ります。 前の人を見失ったら迷子です。
自然の壕です。
砲弾の破片を発見しました。 大きさが分かるように軍手を置きました。 この破片が高温で高速に飛んできて体に突き刺さるのです。 参考に持ち帰ろうとポケットに入れておいたのですが、気付いたら無くなってました。 軍手を取り出す時に落ちたのだと思いますが、持ち帰るなという啓示かもしれません。
近くに落ちていたお椀を、誰かが岩の上に置きました。 お椀もさることながら、ゴツゴツした岩の尖がりを見てください。 こういう岩に腰かけて昼食を取るのですが、作業服の上からでも岩の角が尻に突き刺さります。
地盤が本土と違い岩で、大きな浮石があるため歩き辛く危険です。 生えている木も、ツタが多いので寄り掛れません。 当時の苦労を、少しだけ感じられました。