Hyper Fun & Hobby -86ページ目

手紙

工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間ともまるで打ち解けず、人目を避けるように暮らしていた。それというのも唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学費欲しさに盗みに入った邸宅で老婆を殺してしまったからだった。兄が罪を犯したのは、自分のせいだ。そう自責する直貴は、せめてもの償いにと服役中の兄から届く手紙に丁寧な返事を書き続けていた。そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しようと決意する。

06年直木賞を受賞した東野圭吾の社会派小説を、「3B組金八先生」や「愛していると言ってくれ」など数々のヒットドラマを手掛けてきた生野慈朗が映画化。01年夏から02年秋まで朝日新聞日曜版で連載された原作は、犯罪者の家族に突き付けられる厳しい現実という衝撃的で重いテーマが、大きな反響を呼んだ。出演は、兄が殺人者だという現実にもがき苦しむ主人公に山田孝之、弟を思うあまり強盗殺人を犯してしまった兄に玉山鉄二、そして主人公に大きな愛を傾ける工場の同僚役に沢尻エリカと、まさに若手実力派揃い。なかでも出場こそ少ないが、真に迫った玉山の演技が強烈な印象を残す。映画版には、原作になかった感動のラストシーンが用意されているのでお楽しみに!

トゥモロー・ワールド

西暦2027年。ロンドンには移民が溢れ、当局は移民たちを厳しく取り締まっていた。街にはテロが横行し、全てが殺伐としていた。18年間、人類には子どもが誕生しておらず、人々は未来のない世界を生きていた。ある日、エネルギー省官僚のセオは、元妻・ジュリアンが率いる地下組織FISHに拉致される。彼らはセオを利用し、人類救済組織“ヒューマン・プロジェクト”に、人類の未来を担う一人の少女を届けようとしていたのだ……。

英国作家界の女王PD.ジェイムズの「The Children of Men(人類の子供たち)」を映画化した本作。子どもたちの声の聞こえない、銃弾の飛び交う荒んだ未来の世界を描いている。その世界には、テロや銃撃戦、裏切りが満ち満ちている。圧倒的な質量で描く銃撃戦のすさまじさには、思わず圧倒されてしまうはずだ。特筆すべきはアルフォンソ・キュアロン監督が徹底的にこだわったという8分間の長回しのシーン。完璧な計算とスタッフ・キャストの連携がなければ実現不可能なこのシーンだけでも、この映画を観る価値はあるだろう。なぜ、子どもたちが生まれなくなってしまったのか……、今を生きる私たちに深いテーマを投げかけてくる一作だ。

ソウ3

女刑事ケリーは、小学校でおこった殺人現場に呼び出される。鎖に繋がれた死体は爆弾で飛び散っていた。死体が行方不明となっていたエリック刑事ではなかったことに、ケリーは胸をなでおろす。でも、ジグソウはもう動けないはずなのに、これらの仕掛けはいったい誰がやったのか?しかも、今までのジグソウのパターンとは違うようだ。その日の夜、ケリーは何者かに拉致され、気が付くと、どこかの地下室に監禁されていた…。新たなゲームが、スタートしたのだろうか?

全世界を衝撃に陥れたシリーズが新たな謎とトリックをまとい、最高傑作『ソウ3』として誕生した!『ソウ』監督・脚本を手がけたオリジナル・チームのジェームズ・ワン、リー・ワネルが二人で考えた原案を練りに練り上げ、ワネル自身が脚本を執筆、コンビで製作総指揮を担当。『ソウ2』で才能を知らしめたダーレン・リー・バウズマン監督が、映像の死角を突くテクニックで、よりソリッドに、よりスリリングに演出。原点からの謎の解明と展開、究極の“ソリッド・シチュエーション=状況設定”はさらなる進化を遂げ、ジグソウの謎とアマンダの秘密が明らかになる。果たして、ジグソウの運命は?!全世界を襲う衝撃の話題作が日本上陸!(作品資料より)