読書メモ CCXXXI 最強に面白い!! 哲学 | 読書メモと自己ログとときどきその他

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読んだ本へのコメントなどを気ままに述べるブログです。ほとんど自分の読書記録のようなものになるかと思いますが、他者への紹介にもなるようにしっかりと表現していきたいと考えております。

こんばんは。

 

やはり今年はブログ作成が立ち行かないですね…(-_-;)

 

とりあえず私生活や仕事の流れをしっかりと調整して,読書や勉強時間を作ることを企図したいですね。

 

さて,本日は久々の書籍紹介です。

 

伊勢田哲治先生監修,『ニュートン超図解 最強に面白い!! 哲学』です!

 

 

 

 

○ あらすじ ※ 上記サイトより

 

哲学とは,いったいどんな学問なのでしょうか。英語で哲学を意味する「philosophy」は,古代ギリシャ語の「philosophia」が語源になったといわれています。「philo」は愛する,「sophia」は知という意味をもちます。つまり哲学とは,「知を愛する」学問のことなのです。
哲学がはじまったのは,今から2500年以上前の,古代ギリシャの時代とされています。現代の私たちが「科学」とよぶ学問も,当時は哲学に含まれていました。哲学と科学が分かれたのは,17~19世紀ごろだといわれています。つまりガリレオやニュートンも,みな哲学者だったのです。
本書は,古代から現代にいたるまでの哲学者たちの思考の歴史を,科学とのつながりに注目しながらたどる1冊です。“最強に"面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽しく読み進めることができます。どうぞお楽しみください!

 

○感想

 

「哲学」に関する書籍であるものの,歴史的な流れから現代の感覚で言う「科学」の分野もかなり広く扱っています。

 

・シュレディンガーの猫

 

・エントロピー増大の法則

 

・ベイズの定理

 

・クーンのパラダイムシフト

 

・記号論理学の考え方

 

など「哲学」という単語でカバーするには感覚的には広いテーマが歴史的な流れに沿って扱われています。

 

さすがニュートンシリーズだなという章の展開の仕方です。

 

深く理解を図りたい場合は物足りない気もしますが,

 

・「科学」と「哲学」 (science, philosophy)の分岐

 

について何となく触れたい方は結構ぴったりな入門書になり得るかなと思います。

 

すぐに読めるので時間のない(今の私のような)人にはおすすめです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/