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一筋縄ではいかない浮気調査案件(8)

対象者が改札付近で待つこと5分、細身でスタイルの良い女性と接触した!

2人は笑みを浮かべながら女性の方から対象者の腕に手を掛け、密着した状態愛でO駅の出口に向った。相当親密な関係に見える。

我々は3回目の調査でやっと、女性との接触を抑えることができた!

その後、繁華街のコンビニエンスストアで大量に買い物を行い、O駅から徒歩で10分程のラブホテルに2人は入った。その間、対象者も女性もまったくの無警戒。

恐らく、対象者も再三に渡る警戒行動を試し、問題ないと判断したのだろう。我は、あまりに極端な警戒行動を起こした場合はいつでも調査を打ち切る用意があった為、言い方は悪いが対象者を泳がせ、気楽な気持ちで尾行していたことが逆に功を奏した形だった。

但し、これは前回、前々回の調査である程度の対象者の行動パターンを把握できていたことが重要な要素であった。

その後、我々は車両を準備し、ホテル周辺での張り込みを行った。

張り込みを開始してからおよそ8時間、午後6時過ぎに2人はホテルから出てきた!相変わらずベッタリと寄り添いO駅方面に向った。

その後、女性に尾行を切り替え、自宅を判明させて調査を終了した。後日、女性の身元調査により氏名他情報も判明。

10日後、また対象者が有休を取っている日に調査を実行、自宅→O駅で女性と接触→コンビニで買い物→ホテルに入るという全く同じ行動をした。これで2回の完璧な証拠を撮った為、調査を完了した。

浮気調査や素行調査は調査対象者の行動パータンを把握することが非常に重要。これにより動きを予測でき、先読みしてより良い証拠映像を撮ることも可能になる。
 

                              -完-

一筋縄ではいかない浮気調査案件(7)

5分後、対象者がK駅に現れた。改札を通過し、ホームに向う。ホームの一番奥まで行き、携帯電話を操作している。ホームの奥はほとんど人が居ない為、遠めから対象者を監視。

2分後、O駅行き電車がホームに入ってくる。対象者はこの電車に乗車する。対象者勤務先の最寄り駅Y駅で待機させている調査員にY駅方面電車に乗車したことを連絡。

7分後、Y駅に到着!ドアが開き、暫くすると対象者は座席を立ち、降りた!が、ドア付近に留まり数秒後、直ぐにまた乗車した。明らかなトラップ行為だっ!用心深い対象者や警戒している対象者が尾行確認の為まれに起こす行動

ここで我々が動いて電車を降りようとすると尾行がバレるケースもある。万一、降りたとしてもY駅に待機させていた調査員が捕捉して尾行を継続すればよいことであった為、我々は微動だにしなかった。

Y駅に待機していた調査員も乗車させ、3名での尾行になる。5分後、O駅、終点に到着。しかし、対象者は降りない。この電車はそのまま折り返し運転となる為、入れ替わりで乗客が乗車してくる。

数分後、対象者が電車を降り、改札に向うと思われたが、ホーム向かい側に止まる電車に乗車した。このO駅ホームは両方とも折り返し運転となっている。

その後もホームの電車を行ったり来たりを4回も繰り返しながら周りの様子を伺っている。我々は、その行動に付き合い切れず、ホーム上で対象者の動きを監視してた。

それから15分はたっただろうか、ゆっくりとした歩調で対象者がようやくO駅ホームの階段を上がり、改札方面に向った。O駅改札付近で待機していた調査員に連絡「今、そっちに向ったぞ!」

駅改札に向う対象者に一切の警戒行動は見られない。改札を出た付近で、待機していた調査員も対象者を捕捉、これで4名での尾行となった。

改札を出た対象者はその付近で、携帯電話を操作し始める。

我々は「ここが待ち合わせの場所だと確信した!」

                         -次回につづく-

一筋縄ではいかない浮気調査案件(6)

一般的に対象者の行動には一定のパターンがある。素行調査などでは1週間も見ていればその人物の素行や生活パターンを把握できることは多い。

クライアントからの情報では帰宅時間はおよそ深夜12時頃に集中している。対象者は恐らく、O駅又は周辺で異性と接触し、その後約5時間程度一緒に時を過ごしているものと推測できる。

3回目の調査実施は、クライアントからの指定により、対象者の休日に実施することになった。但し、休日とは言っても、クライアントに対しては仕事だと言っているが実は有休を取っている日である。クライアントは対象者の有休日を勤務先内部の人物から情報を得ているが、対象者はそれを知らない。

よって、調査は出勤時間(AM8:30)の為、AM8:00から自宅周辺で張り込みを開始した。

調査は警戒行動を想定し、人海戦術を用い、自宅から対象者を2名が尾行、勤務先最寄り駅Y駅とO駅はJRの同線の為、Y駅に1名を配置、O駅改札出入り口付近に1名を配置、合計4名を投入し調査を実行する。
※自宅(2名が尾行)~K駅~Y駅(1名が待機)~O駅改札付近(1名が待機)

AM8:33、対象者が自宅から出てきた。いかにも会社に行くかのようにスーツにネクタイという服装。最寄り駅のK駅に向う。駅に向う対象者に警戒は伺えない。K駅に入ると思われたが、前を通過、駅をやり過ごすし、付近にある自転車置き場内に入っていった。(警戒か?)対象者の自転車ここにはないはず。我々は無理には追わず必ずK駅に戻ってくると予測し、付近で待った。

                        -次回につづく-