最近の人工知能(AI)の発達は目を見張るものがあります。
AIはいろいろなところで使われるようになってきています。
最近では、将棋の人間とAIの対決で、AIがプロ棋士に初めて勝ったというニュースが話題になりました。
今やAIが人間の知能の一部を越えるまでに進化してきています。
AIとロボットの違いは、ロボットが与えられた作業を正確・確実にこなすだけなのに対し、AIは、あらかじめ定めれられたルールや条件のもとに、自ら学習、判断することができます。
現在のAIにも当然ながらできることとできないこととがあります。
AIが得意とする分野は、大量のデータの記録や過去のデータの記録をもとに行うパターン研究や最適解の選択などです。
AIが人間に勝ったのは、将棋や囲碁などはパターン化しやすいからかもしれません。
以前に比べて多くのことができるようになったAIですが、心や感情を持っていないので、人間の感情を理解したり共感したりすることができません。
過去にデータがなければ対処できないし、0から1を生み出すことができません。
カリスマ性やリーダーシップも発揮できません。
驚きやひらめきによる爆発的な発想や発明・発見もできません。
将来多くの職業がAIでできるようになり、AIが人間に取って代わる職業がどんどん増えてくると言われています。
しかし、人間にしかできない仕事もまだまだ多いようです。
AIは、あくまでも人間を補佐するものとして、人間に役立つために正しく利用すべきだと思います。