「happy」(副題:しあわせを探すあなたへ)というドキュメンタリー映画のビデオを観る機会があり、日本の幸福度について考えてみました。
国連が発表した2018年の世界の幸福度ランキングによると、日本の幸福度は世界54位で、先進7ヵ国の中では最も低いそうです。
2017年度は世界51位だったので、幸福度は更に下がったことになります。
このランキングは、「所得」「健康と寿命」「社会支援」「自由」「信頼」「寛容さ」などの要素を基準にランク付けされたものだそうです。
この結果について、皆さんは意外と感じるでしょうか、または、当然と感じるでしょうか?
そのビデオの中では、幸福度に影響する要因として、遺伝的なものが50%もあり、逆に環境は10%しかないのは意外でした。
残りの40%は、意識的な行動が関係するということでした。
遺伝的な要因や環境が大きく変えられないとすると、意識的な行動をどのように行動するかによって幸福度が大きく変わってくるということになります。
例えば、エクササイズ(有酸素運動)は、ドーパミンを増やす効果があり幸福度アップに繋がっています。
瞑想は脳を変化させ、幸福感を生みます。
感謝の心を持つことや親切な行為は幸福度をアップします。
幸福度の高い人は、助け合える家族や友人が多いようです。
自己の成長や達成感を感じたり、コミュニティに帰属していることが幸福感に繋がるようです。
日本で幸福度が低いのは、過労死や自殺などの多さが影響しているようです。
つまり、過労死や自殺を減らすことは日本の幸福度を上げるために必要だということです。