つい「ハァー」とため息が出てしまうことはありませんか?
何かショックなことがあったときや、
仕事が上手くいかないときや、
忙しくて疲れたとき、
などにため息が出たりしますね。
ため息は、不安やストレスや心配などがある精神状態の時に、
一時的に出る大きな呼吸のことを言います。
なぜため息が出るのでしょうか?
精神的に不安や緊張があるとき、呼吸は浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると、体に必要な酸素が不足がちになります。
気づかないうちに浅くなってしまった呼吸を、
大きく息を吐き出すことで、大きく息を吸う動作につなげ、
酸素をしっかり取り込むようにしているのです。
酸素が全身の細胞にしっかりいきわたると、
元気になるエネルギーを生み出すことができ、
頭や気持ちもリフレッシュされます。
ため息をつきやすくなったときは、
体からのSOSのサインだと思い、
ゆっくり深呼吸をして脳と体を休めましょう!
ちなみに、あくびは、眠くなったとき、疲れたとき、
退屈なとき、などに出たりしますが、これも新しい酸素を
たくさん取り込むための動作と考えてよいでしょう。