どこまで続けられるか不明ですが、
ブルガリアでの事をあれこれ。
エディルネの超美味レバーでお腹を満たして、いざ国境へ。
街中心部の交差点で目に入った、なんかカオスな信号待ち。
馬車・車・バイク。
今回の旅、気が付いたらガイドブックも地図も買っていなかった。
出発してから気付いたのですが。(笑)
なので、頼りは看板の「Bulgaristan」と言う、表示のみ。
ブルガリアへ入ったら、最初の宿泊地Plovdivと言う記載をアテにすればいいかな。
と、かなり適当なノリで道を進み、国境へ難なく到着。
暫く、モスクのある生活とはお別れです。
トルコ側最後の景色。
エディルネからブルガリアに抜けるのは、初めてのトルコ君。
最初にバイクを止めた所は、
私達とは全く関係ないWelcome to トルコ。
表示を良く読んで、正しい窓口へ行って下さい。
国境なんて、人間の都合で決めたもんだよ。
そんな言葉をふと思い出した、金網の向こうの旗。
さて、手続きを。
車列に入ってみました。
窓口に着いたら、パスポートと車両証明を提出。
税関の荷物審査済ハンコを貰い、次のステップへ。
トルコ側にあった、立派なDuty Freeの建物内に、
ブルガリアでの車両保険をかけるデスクがあるそうで。
そこで、保険をかけないと、国境は通過できないそうです。
15日間用は自動車・バイク共同額の65EUR。
建物はとても、新しい模様。
これからお店が開くのでしょうか。
今は全く人気も賑わいも無く、ただただ静かな大きいビルでした。
印象的だったのは、犠牲祭前だったからでしょう。
トルコ入国待ちの羊や牛を積んだトレーラーの長蛇の列。
これから、数時間又は数日で殺されてしまう、彼らの鳴き声が悲しかった。
昔に比べて、食肉産業の力が経済の成長と共に弱まり、
輸入に頼っていると新聞や業者さんから聞いていましたが。
本当なんだなぁ、とちょっと実感。
さて、保険をかけたらトルコの最終出国審査。
トルコ側の審査に引っ掛かるトルコ人なんて、
ビザがマズイ人以外、居ないでしょう。
あっさり通過し、ブルガリアの入国審査へ。
ブルガリアの審査官は恐い顔して、お茶目なおじさんでした。
トルコ語が上手で、Plovdivまでの道をしっかり教えてくれ。
トルコ人は大概、ブルガリア人の事を良く言わないのですが。
お、そんな事ないぞ。と、感じた瞬間でした。
ブルガリアの審査もあっさり終わり、
なんだか国を変わった気がしないまま入国。
ゲートから数分の所で、今日のお金を両替する事に。
キリル文字を見て初めて、外国へ来た事を実感しました。
国境を越えただけで、空気まで変わった気がした、景色。
ここからはひたすら、Plovdivを目指して走る。走る。走る。
気温が下がって、少々小雨も降り。
とにかく、寒くて一番大変な移動でした。
Plovdivに着いたのは、午後7時半頃。
辺りはすっかり暗くなって、見通しも悪いのに。
地図も無いので、自分達の位置すらも分からない。
暫く彷徨った挙句、現地の方に片言のロシア語でホテルはどこか聞いたら、
何となく伝わった模様。
数人に指示されて、辿り着いたのはここ。
おぉ、トルコのデデマンホテル!
こんな所に支店があったなんて。
寒い・疲れた・早く休みたい、の疲労三拍子により、他を探す力もなく。
有無を言わず宿泊決定。
部屋に入った時は、ホント、ほっとしました。
疲れの他に、お腹も盛大に空いていたので。
Plovdivの中心になる通りを歩いて、美味しそうなレストラン探し。
ウロウロする事30分。
メインの通りから一本奥に入ったとこにある、
可愛い外見のお店へ辿り着きました。
お店の中は、こんなブルガリアママ達のグループが幾つか。
料理とワインを楽しんでいらっしゃって、大層、好感度大。
おばさん達の集まるお店は、美味しい確率高し。
ブルガリアに来たら、これ!と心に決めていた、ショプスカ・サラダ。
トルコの白チーズと違って、ちょい固め・塩味キツメがなんとも生野菜に合う!
このサラダは赤ワインにも合う、素敵な一品。
私のメインは、国境を越えた記念に豚肉使用。
これも、ブルガリアに来たら!と思ってた念願のギュベッチ。
沢山のお野菜とお肉をトマト味で炒めて、
卵を乗せてオーブンで焼いたこの料理は、素朴な味で大変美味!
トルコだったら、真っ赤なサルチャ&どっぷり油が浮く所ですが、
そんな雰囲気も無いのがとっても好印象。
逆さまからですが、トルコ君は牛肉の赤ワイン煮を。
これもチェコのグラーシュに似た感じで美味しかった。
初日はとにかく、Plovdivまで移動が命!
だったので、大層疲労。
疲れた身体に、ほっこり美味しいブルガリア料理は染み渡りました。
帰り道に見た、マクドナルドの看板。
なんかスゴイなこれ。
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