ここのとこ、近しい人が次々と大病を患って、
病院へお見舞いに行く機会が、とにかく多く。
大人の白血病・小児性白血病の数々・脳腫瘍の覚醒下手術・・・。
病気の知らせを聞く度に、
また悪い知らせか、と心が痛めておる所。
生まれて初めて、トルコの病院の奥底に入って、
初めて見た色んな風景にびっくり。
色々、考えさせられ中。
イスタンブルのお隣、
コジャエリ県の大学病院へ白血病で入院した、
親戚の子供をお見舞いに行った時。
まず驚いたのが、
血が着いたガーゼも普通ゴミも混ざったゴミ箱を見た時。
ナースステーションの中だから、
外を通る人に害は無いのかも知れないけど。
2次感染を起こす可能性があるから、
体液が着いた物って別廃棄しなきゃいけないんじゃなかったっけ・・・。
化学療法が始まって、体力・抵抗力が激しく弱っている子へ。
「病院のご飯は不味くて食べないから。」
と、家から持ってきたご飯や生の果実を与えてもイイ。
そんな許可を出している病院って、良いのだろうか。
急性白血病で倒れた伯父をお見舞いに行った時は、
イスタンブル真ん中の私立病院であったので。
これでもか!と言う位の、日本の病院より素晴らしい施設とお部屋に感動し。
(ホテル並、と言っても過言ではない。)
病院から供出された食事以外の摂取は、
特に白血病の患者は厳しく禁止されており、
しっかりしてるな、と思ったものの。
咳が止まらず、熱もあり。
タダでさえ具合の悪い人の夕飯に、
カルヌヤルク(揚げ茄子・ひき肉の料理)や、
味の無いレンズマメのスープが出され、入院数日で摂食拒否。
さすがにこれは、
元気な時でも油が重たいし。
そもそも、病人用にカロリー・栄養計算なぞ
している様は全く伺えない。
カルヌヤルク
「あなた、死ぬ時の事までしっかり考えて、伴侶や外国で暮らす事を選びなさい。
それをしないで勢いで結婚して。不幸な最後を迎えている人、ゴマンと居るからさ。」
トルコに来て間もない頃、ドイツ在住・数十年の日本人の方に教えて貰った事。
本当にその通りだなぁ、とつくづく思う最近。
私もいつかは死ぬ時に、
トルコのお医者さんと病院にお世話になるのだから。
考えておかなきゃいけない、病になった時の事。
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