ハンドメイド作家として活動していると、
ネット販売だけでなく「イベント出店」に挑戦してみたいと思う方も多いですよね。
けれど初めての出店では、
「どうやって人を呼び込めばいいの?」
「緊張して声をかけられない…」
そんな不安を感じる方も少なくありません。
でも大丈夫。
ちょっとした工夫と心構えで、ブースはぐっと賑やかになり、
お客様との会話も自然に広がります。
■ 第一印象で勝負!ブースディスプレイの基本
イベントでは、通りすがりの数秒が勝負。
まず大切なのは、**「立ち止まりたくなる見せ方」**です。
たとえば──
・作品を1段だけでなく、高さをつけて立体的に並べる
・主力作品は中央に、目線の高さに配置
・色や素材ごとにグループ分けして、テーマを明確に
特におすすめなのは、
「手に取りやすいスペース」を必ず作ること。
人は“触れる”ことで興味が深まります。
また、看板やPOPには「〇〇の季節限定」「人気No.1」など
お客様の目を引く言葉を入れておくと効果的です。
■ 「世界観」を伝える小物使いで印象アップ
ハンドメイドブースは、作家の世界観を表現できる小さな舞台。
テーブルクロスや什器の色を統一するだけで、
全体にプロらしい雰囲気が生まれます。
ナチュラル系なら生成りや木目、
アクセサリー系ならグレーやホワイトのベースに差し色を。
また、「ブランドカード」や「サンキューカード」を作品横に置くことで、
お客様がブースを離れても印象が残ります。
ディスプレイは、作品だけでなく“空気感”を伝えるツール。
「この作家さん、センスいいな」と思ってもらえれば、
それがリピート購入につながります。
■ 会話が苦手でも大丈夫!声かけの基本は「観察」
イベント出店で多くの作家さんが悩むのが、声かけ。
でも、最初から積極的に話しかける必要はありません。
大切なのは「お客様の行動を観察して、タイミングをつかむ」こと。
例えば──
・立ち止まって作品をじっと見ている
・手に取って少し迷っている
そんな時に、
「それ、今日の新作なんです」
「それ、人気のデザインで私もお気に入りなんです」
とひとこと添えるだけでOK。
「売りたい」ではなく「共有したい」という気持ちで声をかけると、
自然に会話が生まれます。
■ 会話を“購入”につなげる魔法のひとこと
お客様と話が弾んでも、
最後の「決め手」がないと購入につながらないこともあります。
そんな時は、次のような一言を意識してみましょう。
-
「もし迷われていたら、こちらの色味も人気ですよ」
-
「今はイベント限定でこのパッケージなんです」
-
「気になったら、名刺のQRからネットでも見られます」
“押し売り”ではなく、
お客様が背中を押してもらえるような声かけが理想です。
また、購入後には必ず笑顔で
「ありがとうございます!またお会いできたら嬉しいです」
と伝えることで、次につながる印象を残せます。
■ 「話しかけやすい雰囲気」をつくる3つの工夫
-
イスに座りっぱなしにしない
立って目線を合わせると、安心感が生まれます。 -
スマホを見ながら接客しない
「忙しそう」と思われると声をかけづらくなります。 -
作品のそばに“会話のきっかけ”を置く
例:「この素材はどこで仕入れてるんですか?」と聞かれやすい説明POP。
こうした小さな工夫が、会話のきっかけを自然に生み出します。
■ イベントは「出会いの場」
ハンドメイドイベントは、
作品を売るだけでなく、「人と人がつながる場所」。
お客様の何気ない言葉が、新しい作品のヒントになることもあります。
そして、その一人との出会いが、あなたのブランドのファンを増やしてくれる。
ディスプレイで足を止めてもらい、
声かけで心を通わせる。
その積み重ねが、次のイベント成功とリピーター獲得につながります。


