飲水思縁のブログでは、昨年の秋から今年の春にかけて東京で出会ったことを振り返ります。
時系列に追って、今年の1月下旬で旧正月の2日目に、台湾茶藝館 桜樺苑で、「典故から学ぶ文人教養と中国茶」講座を開催しました。(当ブログでの告知→☆)
イベント当日、台湾茶藝館桜樺苑は中華春節のしつらえに!
眺めていて嬉しかったです。
文人教養について勉強中の立場なので、先生面でいるのも恐れ多いことと思いました。しかし、10ヶ月経った今、その頃の気持ちを振り返ってみると、ただ修業が足りないと気が付いてきました。
達成できないところばかり見るのではなくて、今できることを柔らかい目線で見るべきです。
そして、桜樺苑ではアフタヌーンティーと茶菓子プレート付きの開催でした。それが皆さまの喉を潤ってくれたり、満足度アップさせてくれたりしたプログラムの大事な一環だったかと思います。
茶には様々なアプローチがあります。ご参加の方々がきっとそれぞれの地平に立って、この中国文学史からのアプローチを聞いただろうと思います。ハードルを感じさせるのでは、という不安を抱えた一方で、反響も得たから、講座を開催して良かったと思います!
また機会があれば、シリーズの開催についても考えていましたが、コロナウイルスの影響で、その思いは停滞し、台湾に持ってきてみることになりました。
今振り返ってみても、お世話になった桜樺苑の店主さん、スタッフの皆さま、ご参加いただいた皆さまに、お礼を申し上げたく思います。このご縁をきっかけに、また皆さまとどこかでお会いできればと思います!
桜樺苑はコロナ禍の中でも頑張って続かれているので、台湾茶にご興味ある皆さま、ぜひチェックしてみてください!
また、私の文人茶観点についてご興味のある方は、以下のインスタライブシリーズをお勧めします↓↓
昨年の秋から今年の旧正月まで、数えてみたら、私は3回くらい茶文化の講師に勤めていました。
ここで特記したいのは、同時期にブログ茶語花香(→☆)の執筆者ゆいさんが講師だった「単欉茶の今」講座を受講したことです。私はこの講座から大きなヒントを得て、そのエネルギーを自分の講座にも生かしてみたと感じています。それはゆいさんの丁寧なお仕事、美しい日本語の語り口に感謝しています。
まだまだ工夫していかなくては。