《旅する茶会》御礼 | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

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飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

気付けば10月半ばです!新学期に入って、相変わらず地道で研究の積み重ねをしています。
 
前回のお知らせのように、8月は一年越しに、Gallery Cafe 3の澤田万里子展で、中国茶会の企画をさせていただきました。去年から続いた非日常的な旅感覚をテーマにし、《旅する茶会》と題しました。
 
去年に杭州、合肥、花蓮に行って茶旅を経験しました。それで中国茶への情熱をチャージしてきた私は、それから旅と茶の関係性を考えてきました。去年、「日常」をテーマにした澤田万里子展の中に、旅を副題としてつけましたが、今年の「箱庭の中で」展も去年から続き、「日常」をテーマにしたので、私も「旅」のことを考え直しました。
 
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前日になって作品のザクロをしつらえの一部に決まり、澤田さん、Gallery Cafe 3店主さんと私の三者の思いが込められたしつらえです。
 
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澤田さんは東京芸術大学の博士課程に在籍して、博士繋がりで去年、Gallery Cafe 3店主に紹介していただきました。

 

その作品には、遊び心もある一方で、物静かで長らく置けそうな何かも潜めているようです。
 
2年目の澤田万里子展もまた沢山のヒントを得てきました。
 
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月光白、ニュージーランド産烏龍茶、蜜香紅茶の3種を淹れながら、お話しもさせていただきました。
 
茶を通して、それぞれの産地である雲南、ニュージーランド、台湾の東側に思いを馳せながら、まるでそこへの旅もしてきました。
 
そして、空間的な想像旅の中で、心の故郷を探す旅立ちもまだまだ続いています。

 

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今回の茶会に向けて、お菓子もGallery Cafe 3が茶に合わせて工夫してくださった手作りです。それと烏龍茶と物静かな澤田さんの作品に合わせて、お客さんが撮った一枚です。

 

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最後に澤田さんから裏千家流のお抹茶を点ててもらいました。このゼリーもそれに合わせたGallery Cafe 3の新作です。
 
小さな企画でしたが、またこの企画の中で、Gallery Cafe 3と澤田さんと新たなご縁に恵まれていた気がします。三者の思いと、それぞれの道での成長ぶりを感じ取っていける自分は、とても幸せです。
 
この小さな幸せを心の箱に収めながら、日常に戻り、大学院生活に生かしたいーと思います。

【お品書き】
(ウェルカムドリンク)翠玉焙煎茶スパークリング風
中国産・雲南省月光白
ニュージーランド産・烏龍茶
台湾産・蜜香紅茶
(抹茶)小山園の松柏
 
【メモリーズ】Gallery Cafe 3で澤田万里子さんとコラボ
2016日常茶事feat.旅のエピソード御礼→
 

**ルハンの活動歴はプロフィールをご覧ください→

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