破庵茶会 | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

大自然に囲まれる中に、破庵と名付けた2畳の茶室にお招きいただきました。

床の間に題「思無邪」の蓮の掛け軸がかかっていて、中国風の花瓶に、野の花が清楚に活けられています。

表千家で茶を親しまれたOさんから、まずお抹茶を一服点てていただきました。
 
破庵を作った主人は正客席で、「野武士みたい!」と何度も言っていました。実はたった4人の茶会で、無作法の私も混ぜて、正客、末客など関係なく和んだ茶の時間でした。

Oさんのお点前は、おおらかな雰囲気の中で、時に素早く、時に穏やかなパフォーマンスを見せてくれたものです。

雨上がりの自然に囲まれて、薄暗い茶室に洗練された掛け軸と花生けにも恵まれました。

そして、尊敬するお三方との時間は一番かけがえのない宝物でした。

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私も同じところで、蜜香紅茶をお淹れしました。

 

未熟で、悩み事も愚直に言い出すこんな私ですが、その日も信頼できるご縁に恵まれたのは、この上ない幸せでした。

 

また、「固定観念を破る」という主人ご夫婦の勇みよさの余韻に浸って、東京で一歩一歩に踏み出します。

 

 

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