2015エコ茶会へ | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

浅草の都立産業貿易センター台東館にて、日本最大級の中国茶イベントという地球にやさしい中国茶交流会(通称、エコ茶会)は昨日、おとといの2日間を以て、終了しました!

今年のエコ茶会は、学業の関係で淹れ手としてデビューできませんでしたけど、その話を持ちかけてくださった方々には感謝してます。

当日になって、1日目の10日はものを届けに、ラストの30分くらいしか会場にいれなかったけど、2日目の11日は、午後茶席券の発売に間に合って、会場に着きました。

友達とワンコイン、ツーコインの茶席にそれぞれ並んで、一席ずつ取れました。

その後、お茶漬けの一日が始まりましたw


<イベント:師弟対決 第3回 村山由美子 vs 工藤佳治>

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工藤先生のサロンに通い始めて、ちょうど一年半になりました。

茶そのものだけでなく、古今東西の茶文化、器などにもお詳しい工藤先生のしつらえです。

幸か不幸か、見たかった村山さんの真正面じゃなくて、また先生の真正面に座りました。先生のお話を会場で聞けて、初対面の方への配慮は勉強になりました。

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村山さんvs工藤先生、淹れてくれたお茶は中国茶でお馴染みの蘭亭 さんのグリニッシュ・シャンピンウーロンです。

そこで、先生が紅茶の世界において、グリニッシュ(greenish)の意味を説明してくださいました。

知識豊富の工藤先生に、ご一緒のゆい さんも感心したみたいw

いつも先生の持ってる器の世界に憧れている私は、その場で、茶と器との関係について、また聞きました。「器を作る作家さんが、お茶を親しむ必要ありますか?」と。

先生の答えは、親しんでる人とそうでない人、両方とも必要だと。

その話を聞いて、違う生活と個性の作家さんから生み出す可能性ということを、吟味しました。

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同じ茶葉なのに、お二人の水色がここまで違いました。

工藤先生が疲れそうだけど、淹れたお茶はいつものようなバランスよいお茶。それに対して、村山さんのは美しい声で耳にささやくように、じわじわ体に入ってくるお茶。

何か語ってそうで、確かに、そのお茶にはまっちゃいそうですw


<ワンコイン茶席:清と華 大陸からの香り(テーブル1)>

初対面の西田麻子 さんの席です。

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緑茶の蒙頂甘露と、広東ウーロンの白葉単そうをいただきました。

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とても楽しそうな方で、お茶席について、色々お話を聞けて勉強になりました。

投げてきた質問も普段忘れちゃうことで、初心に戻れそうな気がしました。


<ツーコイン茶席:慢而不断、快而不乱 -お茶淹れも、人生も(テーブルA)>

同じ初対面の河田由希子さんの席です。

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遅塚さんの書がチームワークを発揮したようです。

合歓山の烏龍茶は、柔らかく体に入ってきて、美味しかったです!

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合歓山烏龍はすっぴん美人であれば、違う表情の木柵鉄観音は、化粧したようで、面白かったです。

三つの茶席で、新たな出会いもあり、会場で、お世話になってきた方々とも挨拶できたり、茶の道で自分を再認識できたりしたのは、いい収穫を得た気がします。


<おまけにワンコイン茶席の花:秋に楽しむ台湾茶(テーブル4)>

先日ご紹介した彼女たち の茶席。黄色のユーカリは可愛かったです!

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この記事を書くために、去年のエコ茶会に参加した記事 を読みました。振り返ってみれば、一年って、なんとなく、少しずつだけど、成長してる気がします、多分。

来年は日本で進学できて、そして、エコ茶会でデビューできるように、頑張らなくちゃ!

エコ茶会の運営に関わった方々、どうもお疲れ様&ありがとうございました。この素晴らしい中国茶の盛会、ずっと続けてもらいたいです!



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