朝から昨日と同じコースで、金沢駅近くのゲストハウスから、武家屋敷に寄って、21世紀美術館へ散歩してきましたw
10時半過ぎに裏口から入って、うろうろしてたら、凄まじい人混みに圧倒されて、結局入館を諦めました。
隣の松濤庵を覗いてみると、またなかなかの雰囲気でした♪
松濤庵の茶室に通り抜けて、待合のところから見た景色☆
松濤庵から出て、21世紀美術館へ入館する行列を確認しようとしたけど、写真撮って、それすら諦めてしまいました。
それから、地図に頼って、いくつか気になってた場所の中、辿り着いたのは鈴木大拙館でした。
スタイリッシュな空間で、期待の気持ちと好奇心に満たされながら、大拙と柳宗悦の交際に、数点しかなかった展示品から思いを巡らしました。
雰囲気に駆使されたせいか、鈴木大拙の禅の思想には、何もわからないけど、大拙の世界へ傾倒w
その弟子と自認する柳宗悦のことも、やはり大拙関連の切り口から再認識する必要があると感じました。
そう言いつつも、学習空間に座って、本の序を読んだだけで、すぐ眠くなった私でした(>_<)
展示室と学習空間から出た景色♪ちょうど天気よくて光が綺麗でした!
反対側から撮った出口の写真。
鈴木大拙館から、予約した西茶屋街近辺にある亜汰さんへ向かいました。
期待を裏切らなかった盛り沢山の小皿♪アジアンテイストの家庭料理の風味を満喫できました。
この可愛い庭を眺めながら、さやかさんと色んな話が弾みました。
昼食後、また21世紀美術館周辺に向かって歩きながら、タクシーを拾えて、鈴木大拙館のまた裏にある石川県立歴史博物館へ。
赤レンガの建物も目を引いてました。
李朝朝鮮に興味を持ってるさやかさんと私、年譜を見ながら、チャングムとか、トンイとかの韓流ドラマに話の花が咲きましたw
英祖と正祖の話も、ドラマで見たので、その行幸と宴会の儀軌図を興味津々に見てました!
1階にある常設展は仕方なく走るスピードで、一通り回っただけでした。
またGoogleマップに頼って、中村美術館へ行った途中、思わず21世紀美術館の人混みと対照的な風景に遭遇しました!
傍に滝もあって、気持ちよかったです。
そして、中村美術館へ入った途端、二代目三浦竹泉の珠光青磁茶碗を選んで、一服の抹茶をいただきました。
物見遊山的な気持ちで、中村美術館の茶道具を一通り見て、特に掛け軸のコレクションはすごい気がしました。
宗旦の梅花図も、隠元の書も、印象に残りました。
夕日を愛でながら、電車で茶の湯文化学会のSさん邸に向かいました。
Sさん邸へ伺うことは、実は今回旅のきっかけでした。
さやかさんが点ててくれた、食用菊の抹茶と、Sさんご自慢の月見の上生菓子。
それに、茶道のマナーのわからない私は、恥ずかしく思った一方、楽に口福が満足できることに、幸せも感じました(*^^*)
同じ台湾人の奥様が大根もちと粽を作ってくださいました♪
東京のレストランで食べた失敗の経験とは、まるで雲泥の差でした。
そして、台湾風木製のテーブルから淹れてくれた台湾茶などを、だらだら飲んでました。
程よい渋みと、口の良い広がり方、背中の清涼感の持つ、立体的なお茶でした。
夜食にマンゴー×マンゴーが出ました。
久しぶりに贅沢な台湾尽くしの夜で、Sさんご夫婦、島田
さん、さやかさんありがとうございました!ご一緒できて、楽しかったです♪
*Sさん邸茶譜*
お薄) 華の白 上林春松本店
台湾茶) 港口茶 2013
ダージリン) ホワイトチップス シンブリ茶園 2015ファーストフラッシュ ex-5
台湾茶) 凍頂風阿里山焙煎烏龍茶 2015春