友と月白茶席 | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

論語の季氏十六篇に、有名な「益者三友」の「直を友とし、諒を友とし、多聞を友とするは益なり。(友直、友諒、友多聞、益矣)」という一節があります。

意味は、「正直に欠点を指摘してくれたり、誠実に付き合ってくれたり、博学で見聞の広かったりする友達は、有益である」ということです。

ある日、遅い時間の六本木夜景を眺めながら、「お茶は何かを表現しようとして淹れるのじゃない」って言ってくれた彼女は、私にとって、まさにこの三つの要素を連想させた人物でしたw

このブログを始めたとほぼ同時に、東京の中国茶界へ入り込みました。

五年や十年ひいては二十何年やってたり、現地の先生と交流を長く続いてたり、色々なお茶の産地まで行ってたりする、沢山先輩方の中で、何人か「益者三友」みたいな友達ができてることは、個人的にいうと、お茶の世界で一番嬉しいことです。

お茶の縁というよりも、お茶に関わる人の縁が大事だと思ってます。

もちろん、美味しいお茶をいただくために、美味しくお茶を淹れるために、そして論理的に茶文化を身につけるために、私は努力してます。

気がついたら、妙なことに、お茶の道で集めた仲間達もまた、同じ先生達を尊敬し、憧れてます。その先生達の中の一人は、三連休の終わりにお伺いしたうらりん さんです。

ブログでも告知してくださったように、Chinese Tea Festa 2014とは、渋谷にある華泰茶荘認定の中国茶インストラクターによって、組織された協会 のメインイベントです。今年は初参加ですが、講座、評茶と茶席の色々ある中、私は月白茶席につくことにしました☆

最初についたのはうらりんさんの席で、台湾のチョコレート紅茶を淹れてくださりました。チョコが入っているわけではなく、ただチョコみたいな香りがするって言われたお茶。

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うらりんさんはまた、遥かに想像を超えた世界を作りましたね♪

独自な世界観からなした茶席のセンスは、日本中国茶界の屈指と言っても過言ではないと思います。

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茶席だけではなく、いつも貴重なアドバイスをくださるうらりんさん、その日にもいい言葉をプレゼントしてくださりました♪

「練習の時どこにも探せないチョコレートの香りは、一回外に出て、また入ってみれば、室内に充満してました」って、一生懸命チョコの香りを探してる私達を見て、そうおっしゃったのではw

その言葉も、うらりんさんの淹れたお茶のように、しみじみと伝わってきました♪結局、チョコはわかりませんでしたが、やさしくて若干とろっとした口当たりはよかったです。

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スタッフの方が用意した茶菓子で、なんて可愛い月餅でしたw


そして、席が変わって、単そう紅茶の席に来ました。

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はじめてお会いした方なんですが、お茶も含めて全体的にしっかりした雰囲気が伝わってきました。

煎毎に変わる単そう紅茶は、最初の高い香りで油っぽい味から、段々水の感じは収まって、滑らかな味になっていく、深いお茶でした♪

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最後にお茶とお菓子の記念写真でしたw


さらに何十年も、茶友達に助けてもらったりして、お茶でいただいた感動を、また何らかの形でお伝えしたいです。


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