プチ台北茶会からエコ茶会へ | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

早くも東京に戻りました!

エコ茶会で新たな刺激に出会う前に、台湾での日々を記録したいって思ってますが、やはり、ブログ更新を残したまま、エコ茶会が終わってしまいましたw

今年はエコ茶会へ初参加なんですし、セミナーの申し込みは出遅れたので、色々バタバタしてたが、結局二日ともワイコイン茶席のチケットを三枚ゲットできて、随分遊んできました(*^^*)

エコ茶会の時点でお茶を振り返ってみれば、紫藤廬茶館から、遊茶の中国政府認定茶芸師、そして進行中の華泰インストコースと工藤先生のサロン、どれも今の私を支えてきた貴重な経験です。

しかし、小さな私は、お茶と、人間との出会いを、それぞれ大事にすることを忘れたりする時もあります。

こういう時は、ご縁の赴くところに、ご縁の力を任せるしかありません。

「人事を尽くして、天命を待つ」って言葉は、大学院に入った前に学内で見つかった好きな一言。それは受験者に向いた言葉かもだが、今の私にとっては、頑張れるだけやって、ちゃんと力を蓄えてから、時期を待つのでしょ。

それにしても、一つ一つ重なっていく経験や思い出を、ブログに刻んで、大事にしたいです。

まずは台北にいた時の話から始まりましょ!

<紫藤廬とその周辺>

今回の台湾滞在は、二年前に私のお茶の原点とも言えるバイト先だった紫藤廬へちょこちょこお邪魔してきました☆

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いつもお茶の原点について問われる時に、この風景を思い出してます。

しかし、原点に座り込んでみれば、また新た
な景色が広がってきました。日本で学んできた中国茶は、いいか悪いか、茶館の方達へ別な観点を提供してましたw本場でしか学べない優勢がない代わりに、より広くお茶を見ているのはメリット。

何回か茶館でプチ茶会をやっているうちに、段々日本にいる強みも、弱みも、見えてきました。東方美人なら上質なものを出せないけど、大好きな鳳凰単そうはいくらでもご紹介できる、交流の嬉しさは、心のどん底に残りました。


何回か茶館で茶会の上、昔の仲間や先輩達と最近MRTで有名になった象山の一連である虎山で野点もしてました♪

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懐かしい人たちと会えた嬉しさは、半端無かったです(^-^)

お久しぶりに紫藤廬の大先輩に、お話を伺えることも、茶道での糧になるかと思います。


<臻味茶苑>

迪化街にある臻味茶苑へ、この半年間、知り合った呂禮臻先生の甥っ子さんである呂皓白さんにも会いに行ってきました☆お茶の知見を教えるにすごく熱心な方です♪

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このすごいお茶のライナップの中から、なんと四季春、紫紅袍、老そう水仙、大禹嶺の四種類を淹れてくださりました!

新品種の紫紅袍と、クラシックな老そう水仙の飲み比べ、そして最後に、結局岩茶は大禹嶺に負けちゃった流れは面白かったです♪

<先生宅、自宅>

とある日に、お茶の先生のお家に訪ねてきました。

相変わらず巨大な茶の湯を淹れてくださったり、質問すると急所の突いた鋭い答えをして下さったりして、とても有意義な時でした。

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そして、大人数のお祖父さん家で紅香微焙煎、梨山天府、焙煎蜜香紅茶、ひいては自作の東方美人を淹れたり、友達を家まで呼んだりして、プチ茶会も出来ましたw

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1ヶ月半の台湾滞在、新しい吸収が沢山だが、何人かの古い親友達とは会えないままに、旅が終わってしまいました。ただ皆さんもきっと、私と同じように、それぞれの道で仲間を集めていくだろうと考えたら、距離さえ大したことにならないのではないかと思いました。

「海内に知己が存すれ
ば、天涯比隣の若し」


お茶にも、友達にも、無理せず、ご縁の赴くところにお任せすることを、時々自分に言わなきゃならないことがあります。


<エコ茶会一日目>

三席に回って、ブログでよく拝見している方の茶席にもお邪魔することが出来たが、自分の中でお茶を知りたがりすぎるかもしれないし、ずっと焙煎や、発酵などのお話で頭がいっぱいなので、逆にお茶を飲む楽しさを失ってた時を過ごしたと思いましたT^T

ゴツ男さんの碧螺春・白牡丹席。

鳩の点在する茶席で、初めての方にもやさしい喋り方でした。

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小梅子さんの衫林渓紅茶席。

ご覧の通り、とても目を引きそうな茶席でしたw

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碧禾子さんの龍井席。

お馴染みの方の入れてくださったお茶は、やはり格別に感じました(^-^)

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三席とも傍で聞いてて、茶席で淹れ手の話し方について、色々勉強できました。


<エコ茶会二日目>

懲りずにまた行ってみれば、感動の気持ちを取り戻すことが出来た気がしますw


まりこさんの正凍頂席。

ゆっくりと、あまり喋らずにして、とても気持ちよいお茶時間を過ごしました。

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俳茶居さんの東方美人席。

さすがベテランならではの話し方や、淹れ方でした。

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蓮芯さんの室さんの自然生態安渓鉄観音席。

思惑通り、とても和んだ茶席でした☆

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お菓子のセンスもよくて、思わず二枚の写真を載せてみてしまいましたw

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一杯のお茶から学べることは沢山だが、一杯のお茶をそれほどの知識で縛らないほうが逆に正解なのではないかって、ブログを書いてて、反省しております。




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