あけましておめでとうございます。当ブログでは、2024年も南半球モーリス産駒についての情報を書いていきたいと思います。

 

南半球では8月1日から新シーズンが始まります。前回はオーストラリアのここまでの成績を振り返りました。今回はそれ以外の国の成績を振り返ります。

 

【ニュージーランド】

まずはニュージーランド。オーストラリアとは海を挟んで隣の国ということもあり、モーリス産駒が何頭か在籍しています。

 

ここまでのNZでの成績は11戦2勝、2着2回とまずまず。2勝の内訳ですが、HayateInnocent Victimがそれぞれ勝利を挙げています。

 

そして昨日(1/1)プケコヘ競馬場のリッチヒルマイル(G2,芝1600m)に、Saint Bathansが出走し、人気薄ながら0.1馬身差の2着と好走しています。いやー、勝ったと思ったけど…。勝てなかったのは残念ですが、これがNZ初のブラックタイプとなります。NZ重賞初制覇は次回の楽しみにしましょう。

 

【香港】

次は香港にいきましょう。こちらは14戦2勝(香港国際競走含む)という結果です。勝ったのはLern Heroで、香港で勝ったことがあるモーリス産駒は未だにこの馬のみです。香港在籍の馬たちが勝てないだけでなく、日本から遠征したモーリス産駒も全く勝てていません。日本のモーリス産駒たちは、そもそも自分の持てる力を出せていない様に思えます。あれほど香港で強かったモーリスの仔がまさか香港苦手とは考えづらいのですがね。

 

下半期の楽しみは、やはりLern Heroの活躍です。現クラスであと1、2つ勝てれば、香港の4歳クラシック路線に間に合うかもしれません。現状の力ではさすがに苦しいとは思いますが、出ないことには勝つこともできません。何とか間に合って欲しいところです。

 

【シンガポール】

最後にシンガポール。12戦して0勝という結果でした。ご存じのことと思いますが、シンガポール競馬は2024年10月で廃止になってしまうので、新しい馬も入ってこず煮詰まった状況なんでしょうね。この半期ではPacific CharmPacific Rainbowの2頭が出走していますが、10月以降も何とか新しい競馬場に移籍できることを願います。

 

 

以上、南半球モーリス産駒の2023-24シーズン上半期についてまとめてみました。この調子で下半期も活躍してもらいたいですね。がんばれモーリス産駒🐴