やしの木マウイ島からアロ~ハ❣やしの木

 

アロハフライデーという表現を

パティシェのサラちゃんから

初めて聞きました。

 

サラちゃんについてはこちら下矢印下矢印下矢印

 

 

ホテルでインターン中の

サラちゃんにとっての週末は

一般的な金、土、日ではなく、

平日に休みがあるため、

例えば、火曜日が彼女にとっての

アロハフライデーになったりするらしい。

だから、その週の最後のシフトが終わる際に

「今日は私のアロハフライデーなの~!」

とかいって帰って来るらしいのです。

 

それ以降、私も色々なところで

アロハフライデーという表現を

聞くようになりました。

 

例えば、今日も金曜日ですが、

早朝のフィットネスクラスでも

インストラクターがみんなに、

アロハフライデーだからがんばろう、

みたいな事を言って生徒を

叱咤激励していました。

 

リタイア組の私からすると、

everyday is Saturday、

毎日が土曜日という感覚で、

しかも、金曜日は家の掃除をする日なので

なんだかな~という気分です。

 

とはいえ、やはり土日は

人と出かけたり、

外食の予定が入るので

金曜日はスペシャルです。

 

今では金曜日の挨拶みたいに

Happy Aloha Friday~って

使われていますが、

もともとはマーケティング目的で

作られたコンセプトのようです。

 

1962年にハワイアン・ファッションを

製造する会社の業界団体が

職場でのアロハシャツの着用を促すための

キャンペーンをスタートさせました。

 

まずはハワイ州の議員さん達全員に

アロハシャツを二枚ずつ配布し、

公務の場での着用を促したところ、

夏場はアロハを着るという

習慣が定着したそうです。

 

その後、業界側はアロハフライデー

というコンセプトの元、

民間企業でも一年の内に

何か月間かは、月の最後の金曜日に

アロハを着て仕事へ行こう~って

ハワイ州の男性に

呼びかけたそうです。

 

そんな経緯で70年代に入ると

アロハシャツを着て仕事をするという

カルチャーが当たり前になったそうです。

 

更に、90年代には、

アロハフライデーという考えは

カジュアル・フライデーとなって

カリフォルニア州にも広がって

いったそうです。

 

日本にもカジュアル・フライデーの影響は

あったようですし、

省エネルックとか、

クールビズとか、

似たような流行りはあったみたいですね。

 

とはいえ、日本へ行くと、

今でもビジネススーツを

お召しになっている方が

多くてビックリします。

 

シアトルやハワイにいると、

ほとんど見ません。

たまにニューヨークで見かけるけれど、

私の行動半径ではあまり

遭遇することはありません。

なので、スーツ姿を見ると、

「あ、あの人、スーツだ!」

みたいに認識するのです。

 

私の父親も生前はスーツを着ていましたが、

スーツとは言わず、

背広と呼んでいました。

懐かしいです。

 

アロハフライデーから

亡き父親を思い出すとは、

思いもよりませんでした。

 

では、ババーイ❣