
人気作家のステファンはワイン会社の招待を受け、35年ぶりに故郷であるコニャック地方に帰ってくる。ワイン会社で働く青年リュカと親しくなるステファンだったが、リュカが高校時代の恋人トマの息子と知り…
初恋は実らないと言いますが、だからこそ忘れられないスウィートペインな思い出になるのですね。それがBLならなおのこと。男子高校生二人のファーストラブが、美しい田舎町を舞台に甘く切なく描かれているフランス映画です。主役のDK二人が、翳のあるイケメン不良少年と真面目な地味メガネ男子、という定番ともえいるベタなカップリング。いつも不良をドキドキ目で追ってたメガネが、ある日突然こっそり近づいてきた不良に人の来ない体育倉庫の連れて行かれ、当惑しつつも嬉し恥かし初体験。BL関係になるまでにまわりくどいエピソードや描写がなく、すぐにセックスする展開がよかったです。初めてのセックスシーンは、短いながらもリアルで大胆でした。ぜんぜん甘美でも情熱的でもなく、鬱積していたものを吐き出した感じ。せわしなく稚拙な性行為が、いかにも未成年の男子って感じでした。
ステファンとトマのこじらせBLが、もどかしくも切ない。ステファンのほうはゲイという自覚があり、そのことを恥じてないので、恋にポジティヴで正直なのですが、トマは病的なまでに二人の関係を秘密にしようとし、表向きは頑なにノンケのふりを続けてステファンを困惑させたり傷つけたり。俺はゲイじゃない!なのになのに何で、みたいな葛藤や自己嫌悪から逃れられず、そのことがやがて悲劇へと彼を導くことに。ひと昔、そして田舎のゲイの生きづらさを、悲観的で臆病なトマを通して知ることができます。そこまでビクビクしなくても、コソコソしなくてもと思うのは、現実のゲイの苦悩や悲しみとは縁がないからでしょう。ゲイとして堂々と生きるには、あまりにも小さく狭い世界である田舎町。ステファンのように、いずれは都会に行ける自由も才能もない。恋が幸せよりもどうしようもない閉塞感と絶望の淵へとトマを追い詰め、それになすすべもないステファン、悲しすぎるトマの選択…痛ましいけど、やはりBLには悲劇が似合う。
ステファンとトマが人目を忍んで過ごす恋人の時間は、暗く重い雲間から射す優しく明るい光のような儚くも幸せなシーンでした。あんなに心も体もひとつになれる相手と出会えた、愛し合えたのに、夢も希望も抱けないなんて理不尽。トマとステファンが密会する湖畔が美しい。でも、体育倉庫といいステファンの部屋といい、コソコソしてるわりには誰か来るかもしれない場所で真昼間からイチャイチャしてるので、バレやしないかこっちが不安になりました
DKステファン役の子は、ジュリエット・ビノシュそっくり。彼女の息子かと思ったほどに。トマ役の子は、ちょっと間宮祥太郎似?脱ぎっぷりがよく、大きなアソコもボロンっと大胆に出してました。熟年ステファン役のギヨーム・ドゥ・トンケデックは、ジャック・レモン系の軽妙な温かみがある俳優ですね。リュカ役のヴィクトル・ベルモンドは何と!フランスの大スター、故ジャン・ポール・ベルモンドの孫だって!言われてみれば、ちょっと似てますね。おじいちゃんのような男くさいワイルドさはなく、優しげな感じ。ワインで有名なコニャック地方の風景が、すごく美しく撮られていました。高級ワイン飲みたい!🍷

若手映画監督エンリケの前に、少年時代の親友で初恋の相手でもあったイグナシオが現れる。俳優志願のイグナシオが書いたというシナリオの内容に、エンリケは衝撃を受ける。それは二人が学校の寄宿舎にいた時に起こった、ある忌まわしい事件についての物語だった…
今や世界的巨匠なペドロ・アルモドバル監督ですが、かつてはスタイリッシュにケバケバなゲイテイストで、トンデモぶっとび映画を連発してた奇才監督として、一部から熱狂的な支持を得ていた御方でした。数あるアルモ姐さんの珍作怪作の中で、最もゲイゲイしさが炸裂しているのが、このBLサスペンス劇場です。マイベストオブアルモ作品でもあります。久々に観ましたが、やっぱおもろいわ~。何もかもが濃密で刺激的。毒にも薬にもならん映画や演技ばかり見てるので、こってり過ぎて胸やけが。現在と過去、虚構と現実が交錯し二転三転しつつ、ああそういうことか!そうつながるのか!と膝を打つ巧みな構成や、エゲツなくも笑えて含蓄のある台詞など、さすがすぐれた脚本家でもあるアルモ姐さんです。
いい人の、いい話なんかじゃないところが好き。みんな野望と欲望に汚れた悪党!強烈で濃密な毒気は、まるで高級な香水のよう。アルモ姐さんの半自伝的な映画、とのことですが。神父による性的虐待をネタにして、こんな映画を作ってしまう姐さんのメンタルの強さと創造力に感服。半自伝的とはいえ、まあ90%は盛ってるとは思いますが。おぞましい少年姦を描きつつ、ぜんぜん陰鬱な映画になってないところもスゴすぎます。神学校の寄宿舎でのくだりは、なかなか怖いスリラー仕立てになってます。バチ当たりすぎる神父、ほとんどホラーでヤバすぎる!
アルモ姐さんの映画はどれもゲイテイストが濃厚ですが、強い女性を賛美してる筋金入りのフェミニストでもある姐さんは、どちらかといえば女優を大事にするヒロイン映画をメインにしているので、イケメンたちが身も心も絡み合うBL映画は、この作品が唯一かも?若い男二人が繰り広げる駆け引きは、真面目にやってるようでどこか珍妙でもあり、確実に笑いを狙ってる。笑えるシーンやキャラが多いし。そうそういうところも、アルモ映画の魅力です。わし的にはこの映画、完全にブラックコメディです。ヴァーホーヴェン監督の傑作「エル ELLE」に近い黒い笑い。そんな私の好物に、BLという好物も加わってるので、美味しくないわけがない映画なんです(^^♪BL映画といっても、ファンタジーな甘さや切なさ、キレイカワイイな要素は微塵もありません。BL映画ではなくゲイ映画、と言ったほうが正しいかも。エンリケもイグナシオも、相手に愛なんか求めてませんし。エンリケは体、イグナシオはチャンス。二人とも潔いほど打算的でリアルなゲイっぷり。
この映画はやはり何といっても、ガエル・ガルシア・ベルナル!彼なしでは成立しなかった映画です。ラテンの貴公子、最強のエロカワ男子として絶大な人気を誇っていた当時25、6歳頃のガエルっち、私もハマってました~😻
いや~。ガエルっち、ほんま可愛い、そしてエロいわ~。まさに神ってる(死語)!彼に恋していたとしか思えぬほど、アルモ姐さんったらガエルにアンなことコンなことさせちゃってます。ほとんどセクハラな演出。女優なら訴えられるレベル。でもガエルっちはアルモの欲望、じゃない期待に役者魂を燃やして応えています。ファムファタールならぬオムファタール、魔性の美青年!こんな役、演技、日本のイケメン俳優にはまず不可能。おかまのサハラ、偽物イグナシオ、そしてイグナシオの弟フアンの3役を演じてるのですが、それぞれチャーミングに怪しく演じ分けています。女装の美しさには瞠目!

衝撃的(笑撃的?)なシーンてんこ盛りですが、圧巻な見せ場はやはりエンリケを誘惑するプールのシーンでしょうか。全裸になるよりいやらしい、水に濡れて透けた白いブリーフ一丁姿のガエルっち、そのふくらみは何?!エンリケと観客の視線を奪う巨根見せつけが笑える。エンリケがイグナシオに苦々しく言う『この男じらしが』は、当時ツボった名台詞でした。エンリケにバックから激しく突かれて苦痛に歪むガエルっちの顔もインパクトあり。フツーの俳優なら、こんなのよくやったな~と唖然となるところですが、大胆不敵なエロカワ貴公子ガエルっちには、あれぐらい余裕。
トリッキーな役を見事に演じてるガエルっちですが、薄汚い卑しい役でも全然そんな風に見えないところも彼らしい。賢そうでどこか高貴な雰囲気さえする。そしてとにかく可愛い!小柄で童顔、フアンの時は10代の少年にしか見えなかった。小さいので動きがチョコチョコトコトコしてるもウルトラキュート。笑顔と八重歯も殺人的な可愛さ。脱ぎっぷりのよさも世界一級。チビだけど、がっちりむっちりしてる褐色の肉体が放つ色気きたら。男色家たちがハアハアと群がるのも当然。女だって近寄っただけで妊娠しそう。無味無臭なキレイ系中性的男子が好きな人は要注意な雄♂フェロモンです。
エンリケ役は、アルモの「トーク・トゥ・ハー」にも出てたフェレ・マルティネス。ちょっと若い頃のクリスチャン・ベールっぽい顔?翻弄されつつ利用もする、決して情には溺れない男をクールに好演してました。サハラの親友、おっさんおかまのパキート役のおじさんは、「トーク・トゥ・ハー」で主役を演じた俳優さん?いい味だしてました。本物イグナシオもグロテスクかつ珍奇で笑えたわ。
この映画、公開当時に観た時は、日本でリメイクされるなら(絶対ムリだが)、イグナシオは妻夫木聡、エンリケは岡田准一がいいかも~なんて妄想したものです。今の若い人気俳優だと誰がいいか。ぜんぜん思い浮かばない💦

タイの農村でジャスミン畑を営むシェーンは、ガンで余命いくばくもない元恋人ピッチと再び愛し合うようになる。ピッチのためにシェーンは出家しようとするが…
タイでもBL映画・ドラマは充実しているようで、この作品もなかなか味わい深い佳作でした。美しく静かな野生の風景の中、肉体も魂も溶け合うように交わす男たちの愛が切なく悲愴でした。男同士で愛し合うという禁断感はほとんどなく、二人とも全然コソコソしてなかったのが清々しいのですが、私はそんな堂々としたBLより、人目をしのんだ密会とか、迷いや罪悪感で煩悶する隠微なBLのほうが好きなんですよね~。禁じられるからこそ生まれるドラマが好きなんです。

二人がどういう経緯で愛し合う仲になり、なぜ一度は別れたのかは詳しくは説明されておらず推察するしかないのですが、勝手な妄想も腐は得意で大好き(笑)。シェーンにはかつて妻子がいて、幼い娘が大蛇に襲われて(噓でしょ?!タイの田舎、怖すぎる!アナコンダみたいな巨大な蛇に全身ぐるぐる巻きにされてる幼児、という衝撃的なシーンあり)死に、その悲しみから立ち直れず酒びたりになってしまい嫁と離婚、という事情があったらしいけど、シェーンも男同士の愛に怖気づいて女に逃げたパターンなのかな。偽りの人生の終わり方が悲痛。現実も未来も捨てシェーンが身も心も耽溺する刹那の愛は、かなり退廃的。希望あふれる明るい愛よりも、妖しく心惹かれてしまう私です。

男同士のラブシーンが美しくも官能的です。亜熱帯の暖かい湿った夜気が、退廃的で厭世的な情交にぴったり。西洋人のカサカサした肌、運動みたいな情緒のない動きと違い、東南アジアの男の浅黒いぬめりけのある肉感的な肌の重なり、じっくりと相手の悦びを確かめるような愛撫や腰使いは、かなりエロティック。でも全然イヤらしくなく、心も愛し合い求め合っていればセックスもこんな風になるはずだよな~と、羨ましくなるような情感が漏れていました。そういうシーンを作り出せる俳優さんって、ほんとスゴいわ。全裸での絡みといい濃密なキスといい恍惚の表情といい、ぜんぶ演技ですもんね。

ラブシーンは2回だけですが、行為だけでなく愛し合う場所も東南アジアの原始的な野趣があって印象的でした。主演男優二人の演技と見た目も、女よりキレイ系なメイクばっちりイケメンの軽薄な演技が苦手な私には好ましかった。シェーン役の俳優は、妻夫木聡を長身で逞しい体格にした感じのイケメン。優しく悲しげな笑顔が可愛かった。バキバキ筋肉ではなく、がっちりむっちりした肉体も私好みでした。ピッチ役の俳優は、やつれて黒くなった西島秀俊みたいでした。彼らの役者魂あふれるBL演技、日本の若い俳優もBLやるならあれぐらいはやってほしいものです。

独特の死生観、出家、修行など、かなりスピリチュアルな映画でもありました。ウジ虫だらけの腐乱死体が起き上がって…なオカルトっぽいシーンもあり。出家のプロセスや修行服の着方、修行の旅のためのグッズ(あのテント、ほしい!)など、タイのお坊さんの修行描写も興味深かったです。ピッチがバナナの花や葉で作るバイシー(儀式用の装飾品)も、その精巧で美しくもはかない風情で霊的ムードを醸すのに一役買っていました。
第一次世界大戦で武勲を立てながらも、大きなトラウマを負い反戦に転じた詩人のシグフリード・サスーンは、良心的兵役拒否者としてスコットランドの病院に収容されるが…
イギリスのイケメン、ジャック・ロウデン主演のBL映画ということで、以前から気になってた作品。ようやく観ることができました(^^♪ロウデンくん、ほんと優しそうで知的で品があって、絵に描いたようなトラッドな英国紳士。軍服もタキシードも似合う、スラっとした長身も素敵。あまりにも優雅で清い雰囲気なので、ビンボー臭い役とか薄汚い悪役とかムリそう。20代と言っても通用しそうな、可愛い童顔も好きです。シグフリードが朗読する詩がナレーションになっているのですが、ロウデンくんの声がこれまた静かで深みがあって、イギリス英語がいっそう美しく聞こえました。


ロウデンくんのブリティッシュな魅力と、イギリスの上流社会の様子など、英国映画&ドラマファンなら楽しめると思うのですが、そうじゃない人が観たら、かなり緩慢で退屈な、お高くとまった気どった映画かもしれません。こういう美しい世界の人たちの苦悩なんて、わたしら庶民からしたら何とも悠長で贅沢なものですし。シグフリードも反戦を訴えてるけど自身は戦地から遠く離れたイギリスで、何不自由なく優雅に暮らしながら男同士の恋愛にうつつを抜かしているので、戦争への嘆きも怒りも説得力がない。


かんじんのBLも、ちょっと、いや、かなり期待はずれ。描かれていたのは、男同士の甘く切ない恋愛というより、放埓で無節操なゲイライフ。当時の英国、同性愛は犯罪だったはずですが、シグフリードたちはあまりコソコソしておらず、かなり開けっぴろげ。刹那的で爛れた関係は、三島由紀夫の「禁色」を思い出させました。乱れてるけど、大胆な性愛シーンなどは一切なし。その点も不満。シグフリードが初恋の年下男子とタンゴを踊るシーンは、ちょっと腐心をそそるものでしたが。


シグフリードの恋人たちが、みんなクズでビッチなのはいいとして、美男子やイケメンじゃなかったのもガッカリ。みんな美青年設定だったんだろうけど、私にはちっともそうは見えなかった。もうちょっと何とかならなかったのかしらん。シグフリードに男を寝取られる青年役で、「Plainclothes」のトム・ブライスが出演してます。チョイ役なのかと思ったら、ちょこちょこと思ってた以上に登場してました。それにしても。彼氏を奪った男と友人になるとか、ありえることなの?!

後半になると、現代の年老いたシグフリードと場面が交錯するようになって、???と戸惑うことも。老シグフリード、すごい気難しそうな怖い顔した、イヤな感じの爺さんなんですよ。ジャック・ロウデンの面影が微塵もなさすぎ!
90年代のニューヨーク。警察官のルーカスは、公衆トイレで不適切な行為に及ぶゲイの取り締まりのため、ゲイになりすまして接触してくる男たちを摘発していた。しかしルーカス自身もゲイであり、任務中に出会った年上の男アンドリューに強く惹かれて…

今や多くのゲイが堂々とカムアウトし、いろんな分野で活躍していますが。いまだに同性愛=罪、恥、病と見なされ、生きづらいことには変わりはないようです。昔はさらにシビアで残酷でした。本当の愛や欲望を隠して抑えて生きねばならない苦しみは、想像を絶するものがあります。ゲイバレそれすなわち破滅、それでも危険をおかして求めずにはいられない、吐き出さずにはいられない愛と性。そのステージとなるのが、公衆の男子トイレ。まっ昼間の明るく開放的なショッピングモールの一角で、男たちがひそやかに集い絡み合っている光景は、何とも隠微でグロテスク、かつ悲痛でもあります。誘蛾灯に引き寄せられて身を焦がす蛾のような、暗く熱い欲情には畏怖するのみ。

ゲイを狩るようなおとり捜査、といえばアル・パチーノ主演の「クルージング」を思い出します。ノンケの警官がゲイの世界に深くのめりこみ、ミイラ取りがミイラになるクルージングと違い、こちらの主人公ルーカスは隠れゲイ。任務は罪悪感と興奮のせめぎ合い。マッチョな価値観とヴィジュアルで成り立つ警察や軍隊って、ゲイにとっては天国?地獄?ロッカールームやシャワールームで、全裸の同僚をチラ見してるルーカスが痛ましくて。オープンゲイの刑事や軍人が主役の映画やドラマって、観たことがないような。

出会いはハッテン場の男子トイレでしたが、再会してもすぐにはヤらないルーカスとアンドリューのやりとりはスウィート&ロマンティックで、ハッピーなBL展開になるのかな?と思いきや。そんな幸せなど夢物語。厳しい現実が二人を待ち受けていたので切ない、そして安堵(笑)。やっぱ男同士の愛って、試練と苦難があってこそ美しいんだもん!

アンドリュー、一回ヤったら連絡を絶つなど、ヤリ逃げ!?女房子どももいるとか、卑劣なクズおやじ!なんだけど、ああするしかなかったんだよな~と納得も。アンドリューの生き方も、クローズドゲイの悲劇です。初めての男との恋に我を忘れ、警官の職権を悪用してストーカー化するルーカスがヤバすぎる!悪気はなかったとはいえ、あれは非道い。お互いそれまで築いてきた人生をブチ壊してしまう結末が悲惨なのですが、同時に重く苦しい偽りの自分にもピリオドを打てたようなラストが、ほろ苦くも救いを感じさせてもくれました。

主演俳優二人が、いい仕事、そしていい男でした。
ルーカス役は、イギリスの若手俳優トム・ブライス。「ハンガーゲーム」とかいろいろ出てるみたいですが、私は今作が初見。なかなかイケメン!ちょっとエドワード・ノートン+ジョセフ・ゴードン・レヴィット、みたいな顔?小顔で背が高くて、スタイルがいい!精神崩壊寸前なコワレ演技が、かなりニューロティック。陰鬱だけど、どこかおっとり上品な雰囲気がさすが英国人。過去パートの高校球児っぽい短髪とさっぱり顔、現在パートの無造作ヘアと無精ひげ顔、どっちもイケてます。


アンドリュー役のラッセル・トーヴィーは、クィアドラマの名作「ルッキング」で知られるオープンゲイのイギリス俳優。私の大好きな佳作「ヒストリー・ボーイズ」にも出てました。優しい熊さんみたいな風貌。おじさん風ですが、よく見ると若いです。すごいゴリマッチョ!主演二人のセックスシーンは、大胆なようで実はそうでもないソフトな内容。一回だけだし。もうちょっと濃密さと衝撃がほしかったかも。ルーカスの家族の話とか端折って、男ふたりの関係をもっと泥沼な修羅場に描いてほしかったです。

