3月1日から全体として裁判モードに入るわけだが、実際に何をどうするのか書いておきたい。まだ途上だから、どんどん変わっていくかもしれないけれど。

 

 まず3月1日からメルマガをスタートさせる。申し訳ないが、月700円+税となる。週に1回、裁判に臨む方針や私の思いなどを綴っていく。1回5000字程度を予定しているので、月に2万字で半年で12万字と一冊の本になる分量である。最高裁判決まで5年として10冊分になるのだが、どこか関心を持ってくれる出版社はあるだろうか。

 

 結果までは保障できないが、88年の共産党袴田事件の判例を覆そうという前例のない取り組みとなるので、他の本にはない価値を有することになる。メルマガをやっている人に聞いたら、いまは文字情報におカネを払う人はいないとのことで、読者を獲得するのは簡単ではないらしい。けれど、今後、裁判に関する情報はメルマガが基本となるので、裁判に臨む私の方針や思いは、これを見るしか分かりようがなくなる。ブログは今後も書くけれども、テーマは別のことに移行する(メルマガ読者を増やすため、時として裁判の思わせぶりなことを書くかもしれないけれど)。3月1日のブログでは、メルマガに投稿した記事の3分の1くらいは読めるようにします。なお、訴状など裁判の客観的な資料は、すべて公式HPに掲載するので、そちらもご覧ください。

 

 2か月ほど前、「個人事業主になります」と書いた。大阪の税務署に認められて「松竹伸幸事務所」を立ち上げた(判子もつくった)。事業の内容は「憲法の結社の自由と言論・出版の自由の関係の研究と実践」としたが、これもメルマガ発行の準備の一環だった。

 

 政府がIT事業を産業再生の力にしようとしていて、IT事業をやろうとする事業主に助成金を出す制度を運用開始した。2年間、経費の4分の3を助成するという。そこで、個人事業主になって補助を申請したのだが、昨日やっとOKの返事がきた。

 

 これでメルマガの運営業者に申請を出せるのである。独立したサーバーがあるなど信頼性のあるコースを選ぶと月1万1000円を支払わないといけない。2年だと26万4000円だ。そのうち20万円が助成されるので大きい。実際に成功させて

 

 有料メルマガを出すのは、裁判費用の捻出も動機の(かなり大きな)一つである。5年間で1000万円はかかると予想していて、共産党の側は豊富な資金力を有しているが、私はそれを個人で工面しなければならない。300人の読者を獲得すると、月21万円になるので年252万円、4年で1000万円となるのだが、取らぬ狸の皮算用だろうか。

 

 でも、共産党の側もこれを見ないと対策を立てられないだろうから、それなりの読者はつくと思うだけれどね。どうでしょうか。(続)