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「パーソナルデザイン」＋「パーソナルアクション®」専門家、
占星学コンサルタント の西尾奈保です。
2024年2月より東京港区から、湘南へ移住。
「星と海に抱かれて内面と対話する」をコンセプトに
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今日は、『ロマンス』タイプについての話です。
このタイプについて興味がないわ、という方はスルーしてくださいね。
2002年に放映された、フジテレビ系「月９」放映ドラマ
「空から降る一億の星」
リアルタイムでは見ていなかったのですが、
その後、再放映された時に見て、
キムタクと、深津絵里さんの美しさに魅了されました。
そして、サンマがいい味出してる・・・！
この頃までのドラマは、見応えのあるものが多かったなぁ
時代と思いっきりズレているこの大好きなドラマを
見ていたら、どうしても語りたくなって・・・
今日は、
『ロマンス』タイプについて深堀りします。
この頃のキムタクと深津絵里さんは
３０歳前後です。
キムタクはさすがに今は少し年齢を感じさせますけれど、
恋愛ドラマが似合うタイプですよね。
この頃の彼の憂いを帯びた寂しそうな瞳は
すごく美しいです。
で、深津絵里さんなんですが・・・
プロの演技派女優さんですよね。
この方は、
人間の深い孤独と絶望、
静かに渦巻く憎愛、といった感情を
表現するのがとても上手な女優さんだと感心します。
このことは、映画の「悪人」を見た時にも感じました。
人間の深さ、慟哭といったものを感じさせるのです。
深津絵里さんは、山羊座なんですよね。
非常に物静かで、頑固で野心があり、社会で堅実に足跡を残す性質。
イメージ的に、ぴったりです。
出生時間がわからないので出せませんが、
アセンダント「蠍座」の雰囲気がすごくあります。
この地上に私たちが生まれた意味
個々人によって、魂のレベルも違うし、テーマは皆、違います。
が、しかし、誰もが共通しているのは
肉体を持って体現したいことがあった
ということです。
美味しい食事を楽しむこと
美しいものを見たり聞いたりすること
愛を育むこと
子供や動物を慈しむこと
友人たちと語らいコミュニケーションすること
自然に親しみリラックスすること
様々な土地に行って文化の違いを感じること
：
：
楽しみや喜びは多々ありますが、
そのほとんどは、肉体を持たなければ
経験できないことでもあります。
何を経験したかったのだろう＿＿＿＿
身体も時間も有限なので、
ある時期からは、優先順位をしっかり意識しないと
今世で決めてきたことを経験できなくなるかもしれません・・・(^-^;
私事になりますが、
私は今、いつお空に旅立っても後悔はないな・・・
って思えているんです。
もちろん、死にたいわけではないし、
やりたいことがないわけではありません。
だけど、もう後悔はないな、って心境なんです。
皆さんはどうでしょうか。
なぜ、私自身、もう後悔はない、と思えているのか・・・
それをお話したいと思います。
恋愛を通じて、深いコミュニケーションを経験したかった
自分自身を支えてくれる大事な人との貴重な出会いがあった
生涯のパートナーと出会い結婚することができた
本当に大事なことは上記に集約されているんです。
もちろん、
好きな仕事を自分らしくできている
好きな場所に住んで生活している
というのも、幸福感を分ける大きなポイントではありますが、
やはり、私にとって最も大事なことは
生涯のパートナーとの出会いであり、その人と一緒に生活すること
これに尽きます。
地上で生きることは、肉体ありきです。
どんなに精神論を語ったところで
生活を抜きにして、幸福はありえなくて、
生活を共にすることにこそ、意味があると考えるようになりました。
だから、私はオンラインの関係にはほとんど興味がありません。
ビジネスとして有効だから、という意味にとどまります。
「空から降る一億の星」
は、確かに悲劇だと思います。
だけど、だからと言って不幸だったとは思わない。
哀しいけれど、
あの２人にとっては、やはり死しかなかった・・・。
そう思えるのです。
今の時代、そういう話って
映画とか文学の中にしか見られなくなりつつあります。
ドラマでさえ、描かれなくなりました。
多分、多くの人々にとって、そのテーマは重すぎるのだと思います。
憎愛から生まれる孤独や哀しみには耐えられないし、
自分を見失うほどの恋愛なんてしたくないのだと思います。
恋愛と結婚は違いますよね
って、多くの人は言います。
私も、結婚するまではそう思っていました。
だけど、蠍座のパートナーとずっと一緒にいる私は
一人では決して知りえなかった感情を教えられました。
恋愛という熱が醒めても
一緒にいるという生活の熱は色あせない
出会ってから２０年経つ今も
結婚できてよかった
毎日、幸せだよ
って言ってくれる人と、日々、生活を共にする喜び。
他の何と比べられるというのでしょう。
『ロマンス』タイプはある意味、宿命的であり、
精神的な自立が大きなテーマとなります。
たとえそれが今世で叶えられないとしても、
来世ではまた、その課題が突き付けられることでしょう。
美貌の画家、モディリアーニがわずか３５歳で病死した時に、
お腹に彼の子を身ごもっていた若き恋人、ジャンヌは
後追いをして、窓から身を投げました。
もちろん、悲劇だと思います。
このように、最愛の恋人や配偶者に先立たれた時、
『ロマンス』タイプにとっては、最大の試練が訪れるのです。
生きていく希望が失われてしまった時に
どのように生きたらよいのか。
私にも、その答えを見つけることはできません。
先立たれたら、生きていける気がしないから。
その時に、
自立ってどういうことだろう
と、思うのです。
友人がいても
趣味を楽しんでいても
仕事が充実していても
代わりにはならないです。
一人で生きていける人にとっては理解不能なことでしょう。
答えを見つけることはまだできませんが、
かすかな光明が差し込んできているような気がします。
そのかすかな光とは
内側から見出す感覚以外にないということです。
内側から見出し表現すること
アーティストとして生きるしか方法がない、ということです。
アーティストとして生きるとは＿＿＿＿
誤解を恐れずに言えば、
有名にならないことです。
少なくとも、人気を得ようとか、有名になりたいとか
そうした意図から始めることは
アーティストとしての生き様とはかけ離れています。
それでは、救済にはなりません。
これはあくまでも『ロマンス』タイプにとっての救済にならない、
ということを話しています。
この地上では、
成功＝お金持ち＝有名
になるためのセオリーというものがあります。
そちらを目指す生き方は、多くの現代人が目指している生き方です。
皆、お金持ちになりたいから。
アーティストという存在は、そのように生きられない人のことです。
まずは、自分が救済されない限り、
他者を救うことも癒すこともできません。
日本を代表する作家、村上春樹氏も語っています。
「何をどのように書いたところで、結局はどこかで悪く言われるんだ」
ですから、「なんでもいいや。どうせひどいことを言われるのなら、とにかく自分の書きたいものを書きたいように書いていこうぜ」ということになります。
何をどのように表現したところで、
すべての人を楽しませたり、満足させることはできない。
それなら自分で楽しむしかないじゃないか、ということです。
アーティストという人種は、
売れるため＝他者の要望 を優先できない人ですから、
自分のために生きるしかない。
そして、ごく少数のわずかな人がそこに共感してくれる。
そういう世界にいる人たちのことです。
そのような道が最後に残されているのだと
体感できた時に、
かすかな光明が見えました。
だけど本音を言えば、
強くなれなくてもいいから、一人、残されたくはないのです。
でも、万が一、そうなってしまった時のために
私はアーティストとして生きることを決めたのです。
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