木賞をはじめ数々の賞を受賞し、2023年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」。
本作は、数々の文学賞を受賞してきた愛子が、作家生活を引退し来客もなくなり鬱々と過ごしていたところに、時代遅れな中年の編集者・吉川真也(きっかわまさや)がエッセイの依頼を持ち込むところから物語が始まる。
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断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。同じ家の2階に暮らす娘・響子(真矢ミキ)や孫・桃子(藤間爽子)には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。
同じ頃、大手出版社に勤める中年編集者・吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質なコミュニケーションがパワハラ、セクハラだと問題となり、謹慎処分に、妻や娘にも愛想を尽かされ、仕事にプライベートに悶々とする日々。
そんなある日、吉川の所属する編集部では愛子の連載エッセイ企画が持ち上がり、吉川が愛子を口説き落として、晴れて担当編集に!
このふたりの出会いが、新たな人生を切り開く――?!
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本予告60秒
著名人コメント映像を、テンポの良い主題歌「チーズ」(木村カエラ)に乗せて
劇中にも出てくるエピソードの実際の場面
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新宿へ出たので、4回は無料で見られるポイントが、一月後までに有料鑑賞しないと無効になってしまうので、新宿ピカデリーに行って来ました。
新しいキングダムが昨日から公開で丁度良さそうな時間帯も有りましたが、今回に繋がる昨夜放送された前作まだ見ていないので、いくつかエッセイを読んでいた時期が有り気になっていた、佐藤愛子のベストセラーエッセイ集からの「九十歳。何がめでたい」を観て来ました。
お客さんは大半が年配の方でしたが、劇中の娘さん世代やそれよりちょっと若い世代の意外と来ていました😅
佐藤愛子の現状から始まる今作。無気力になっている作家と熱い編集者とのやり取りにかけ引きがみもので、また周りの人々とのやり取りや人々を見る作家の目線が楽しいものとなっていますが、ちょっとした事件も有ったりして、人生を見つめ直す事にもつながっています。
そしてエンドロールでは、劇中登場していたものの、貴重な本物が見られます。やはり、本物の方がしっくりきますね。
番宣にも出てくる人生100年時代。どう生きていくかちょっとはヒントになる作品となっています
ちなみに、1階ロビーには、こんなものが