青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖、現実と仮想の世界…。様々な作品テーマで日本のみならず世界中の観客を魅了し続ける、アニメーション映画監督・細田守。
最新作『果てしなきスカーレット』では、ストーリー・映像表現共にこれまでにない全く新しい境地へ。本作の主人公は、国王である父を殺した敵への復讐を心に誓う王女・スカーレット。“死者の国”で目覚め、それでも復讐の戦いに身を委ねながら旅を続け、現代からやってきた看護師の青年・聖と時を超えた出会いを果たし、彼への信頼と愛情に、心動かされ変化してゆく感涙の物語。
「生きるとは?」という現代を生きる全ての人に突きつける問いが、本作のテーマになっている。そして本作は、日本および全世界で東宝とソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの共同配給が決定しました。日本から世界へ、細田守監督の想いと『果てしなきスカーレット』は放たれてゆく。
公式サイトイントロダクションより https:/
父の敵への復讐に失敗した王女・スカーレットは、《死者の国》で目を覚ます。
ここは、人々が略奪と暴力に明け暮れ、力のない者や傷ついた者は〈虚無〉となり、その存在が消えてしまうという狂気の世界。
敵である、父を殺して王位を奪った叔父・クローディアスもまたこの世界に居ることを知り、スカーレットは改めて復讐を強く胸に誓う。
そんな中彼女は、現代の日本からやってきた看護師・聖と出会う。
時を超えて出会った二人は、最初は衝突しながらも、《死者の国》を共に旅することに。
戦うことでしか生きられないスカーレットと、戦うことを望まない聖。
傷ついた自分の身体を治療し、敵・味方に関わらず優しく接する聖の温かい人柄に触れ、
凍り付いていたスカーレットの心は、徐々に溶かされていく―。
一方でクローディアスは、《死者の国》で誰もが夢見る“見果てぬ場所”を見つけ出し、我がものにしようと民衆を扇動し、支配していた。またスカーレットが復讐を果たすために自身を探していると聞きつけ、彼女を〈虚無〉とするために容赦なく刺客を差し向ける。
スカーレットと聖もまた、次々と現れる刺客と闘いながら、クローディアスを見つけ出すために、“見果てぬ場所”を目指してゆく…。そして訪れる運命の刻。
果てしない旅路の先に、スカーレットがたどり着く、ある〈決断〉とは――
公式サイトストーリーより https:/
【予告2】
~物語について~
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好みがはっきり分かれる作品のようですね。
Xー2025年11月22日 本日のニュースより
細田守新作『果てしなきスカーレット』公開、Xで賛否両論 の嵐
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地元劇場の昼過ぎの上映に行ってきましたが、400人規模の最大スクリーンなのに、1割も入っていませんでした。土曜日も座席表見ると同じような感じだったし、感想出てくる前からあまり人気なかったのかも。
そして、こちらは何故か年配層で夫婦らしいの方も多かった感じだし、上映中でもおしゃべりを止められない性質の人と来ている組もいたりと、どういう選択で観に来たのか不思議でした。
作品は映像や音響はすごく、序盤はオープニング後のシーンが本編上映直前のドルビーテストのような重低音の場面だったりするのですが、終わってから考えると全体的にはテレビアニメの総集編的で、あちこちもっと時間かけて丁寧に描いていった方が良さそうな感じですね。メッセージも言葉に出しすぎな気がするしましたね。
支障が無い範囲でのネタバレも有ると思いますが色々書くと、暗転と明転が多すぎだし、事あるごとにあるあるのご都合主義になっていたり。なんと言っても死者の国と言われている所が、時代や場所に捕らわれないと言いながら、はっきりそれと分かるのは聖だけだったりで、戦い方含めほぼスカーレットの世界の感じと言うのはちょっと矛盾を感じますね。
そんな所だったら近代兵器とかも出て来そうだし、服装だってもっと様々なものが有ってもよいはず。
キャラクターに関しては、これまで気に留めなかっただけかもしれませんが、スカーレット表情なんかは、今までの日本アニメの中では一番豊かな表現がされていた気がします。
また、芦田愛菜の演技に気を取られていて聞き分け出来ていませんでしたが、エンドロール見ていたら、蒼々たる俳優さんたちが声を当てていたんですね。
舞台挨拶の写真や映像に岡田将生いたのに、聖だと気づかなかったし![]()
ハムレット×神曲とかを分かっているともう少し理解できるらしいが、こちらのポストのスレッドが、色々解説されています。
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賛否が分かれる中、ワーストワンみたいに書いている人もいますが、ちょっと微妙ではあるものの、決して最低では無いと思います。
ちょっと気になるところがあるようでしたら、観て確かめるのが良いと思いますが。
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細田守監督関連作品の日記
「竜とそばかすの姫」IMAX鑑賞('21.07.23)
真実はどこに?「竜とそばかすの姫」鑑賞('21.07.17)
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