旧民主党政権交代時に政争の具にされた年金。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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知れば知るほど奥深い年金制度!
僕も日々勉強ですが、一人でも多くの方に年金の事を知って欲しいと思います。
年金は…正確に書くように努めてはいますが、少しでも年金の事を知っていただければ幸いであります。
一緒に年金について考えてみませんか?

こんばんは!

年金アドバイザーのhirokiです。


 
政治に関係する話はあまりやりたくはないんですけど(変なのが湧いてくるから)、年金の事でちょっと思い出したので書きました。
 
最近、衆院の補欠選挙があって自民党が惨敗となっていました。
自民党にさまざまな問題があったので信頼を失ってるのかもしれませんが、それを鑑みても今の野党に政権を交代してもらいたいとは1ミリも思わないです。
 
今の野党が政権を担うくらいならまだ自民の方がまだマシと思えるからです。
 
立憲民主党は昔、民主党として政権交代を達成して3年間政権を取っていました(2009年〜2012年)。
 
しかしあの頃やった事といえば国を壊すような事ばかりでした。
 
国民は失望し、その後はまた自民党が大勝するわけですが、民主党が政権とった後は本当に日本は終わるんじゃないかと思いました。
 
 
ところで最近、韓国の野党17人が竹島に乗り込んで不法占拠したニュースがありました。
 
とんでもないニュースであり、まさにロシアがウクライナに侵略しているのと同じ事です。
 

しかし日本の事なかれ主義のせいなのか、ほとんど報道されず。
領土に勝手に侵入されてるのに、何もしないこの腰抜け外交が本当に悔しいです。
 
他の国がもし同じ事されたら、ウクライナは自分の領土を守るために防衛の戦争をしているように、防衛戦争をするでしょう。
 
でも日本は事なかれ主義だから報道を控えて、呑気なニュースばかり取り上げる。
だからその辺のおかしな国に舐められるんですよ。
 
 
しかしながら、どうして日本の領土に突然韓国やら中国やらが乗り込んでくるようになったのかを辿ると、民主党の政権交代から始まりました。
 
当時の鳩山由紀夫元総理によるトンデモ発言からでした。
 
「日本列島は日本人だけのものじゃない」…当時の首相は国家が領域、国民、主権がなければ成立しない事を知らなかったのか。
 
「東シナ海は友愛の海である」日本の領土や領海をどこの国が領有しても構わないという事になる
 
 
このような国益無視の発言を一国の総理が繰り返した事で日本の悲劇が始まってしまった。
おかしな発言繰り返すからアメリカからは「ルーピー(くるくるパー)」と呼ばれる始末。
 
 
2010年には中国が尖閣の領海に侵入してくるようになり、漁船が巡視船に追突してきた。
 
その中国人を逮捕すべきなのにほぼ不問にして釈放した。
これで中国をつけ上らせる事になった。
 
 
でもその時の乗組員の人が動画を公開した事で真実が明らかになったけど、その人が懲戒免職されてしまった。
 
 
同じ2010年と2012年にはロシアのメドベージェフが国後島に上陸してきた。
メドベージェフは北方領土はロシアの領土なのに上陸しようが勝手だと何の悪びれもなし。
 
2012年に竹島に韓国の李明博が上陸してきた。
 
 
日本の総理がおかしな事を言えば、その辺の危険な国は何だってやるんですよ。
 
どれほど日本が危険な国に囲まれているのかという事を改めてあの悲劇の民主党政権時に知った。
 
 
また当時、民主党はマニフェストを大々的に掲げ、国民を騙した。
 
 
そのマニフェストには新しい年金を作る事が目玉としてありました
 
 
その新しい年金は2011年5月24日にその中身がリークされた時に、結局は何も実現性の無いものである事が判明しました。
 
 
ですが、2009年の政権交代をしようという時は年金を政争の具とし、今の年金制度を叩きに叩いて国民を煽り、「自分たちには新しい年金がある!」と言って政権交代を実現させた。
 
 
あの政権交代はまさに年金が政権交代に利用された選挙だった。
 
 
今の年金を政争の具にして国民に怒りの感情を湧き立たせ、その状態で「自分たちには新しい年金がある!それを作る」と言えばそりゃあ選挙で勝ち目なんかないですよ。
 
でも民主党は自分たちには新しい年金がある最低保障年金を作るとか言っておきながら、その中身の全貌は一切公開しなかった。
 
 
今の年金を叩きまくって、民主党には何となく凄い年金があるんだぞ!って匂わせられたら国民は騙されるに決まってる。
 
当時の鳩山首相は年金がこのままでは貰えなくなるという呼びかけは政権交代に非常によく貢献してくれた」と言っていた。
 
 
年金が政権交代に利用されてしまった。
 
 
もし、当時の民主党上がりの立憲民主党が政権交代を狙う時、また年金を利用してくるのではないかと心配しています。
年金の事を言い出したら危険。
 
 
 
また、他のマニフェストもまともに達成されずに、あの時は無駄を削減して16兆円の埋蔵金か何かを捻出するとか言っておきながら数千億にしかならなかった。
 
無駄の削減という目標はもう50年も前の昭和50年代から始まった事であり、今更大幅に削減など不可能な事でした。
 
結局は埋蔵金とやらを捻出する事はできずに、菅直人首相の時に突然に消費税を5%から10%に引き上げると言い出した。
埋蔵金が出てくる事を見込んだ皮算用で予算を組んでいたから余計に赤字国債が増加し、国債が国家予算の半分を超えてしまった。
 
しかし、民主党政権で唯一評価される事はその消費税増税くらいでしかない
今までの自民党が避け続けていた事がまさか民主党でやってくるとは思わなかった。
 
 
国家予算は毎年赤字国債を発行しなければ予算が組めない状態であります。
 
そんな事がもう50年ほど続いてきた結果が、1200兆円ほどもある赤字国債の残高。
 
 
景気が悪い時は国債を刷ってでも公共事業やらバラマキやらをやって国民から喜ばれますが、それを景気が良くなってからいざ返そうとする時は増税して返す事になります。
 
でも民主主義の欠点はオイシイ事はいいけど、痛みを伴う事は嫌だってとこですね。
痛みの伴う事(増税)なんて掲げようものなら、選挙でそっぽを向かれるからどうしても増税は先送りになる。
 
その結果が積もりに積もった1200兆円の国際残高。
 
 
これを解消するには増税して返済する事になるでしょうけど、増税を先延ばし先延ばしし続けていれば結局は将来の人が強力な増税の憂き目にあってしまう。
それが将来の人にツケを回してるという事です。
 
 
それは自民党も大いに責任があるけど、今の野党は消費税を廃止だの減税だの言っている。
一度下げて大して効果なかったら、また上げるのは至難の業。
 
今でさえ赤字国債が山積もりなのに、さらにもっと赤字国債を刷る結果にするつもりなのだろうか。
 
 
いづれにせよ、当時の民主党政権時代に日本を壊すような事ばかりやった今の野党が政権を取るくらいならまだ自民党の方がマシです。
 

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