足るを知らない人は永久に欠乏感に悩まされて不幸であり続ける。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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おはようございます!

年金アドバイザーのhirokiです。
 
久しぶりにつぶやきです。
今年はブログもメルマガもあんまり更新できずに、なんとなくお知らせ記事に偏ってしまって申し訳ありませんでした^^;
有料メルマガのほうは滞りなく発行させていただいてます。
 

今年は「まさか」な事が立て続き、個人的にしんどかった年でした。

でもなんだかんだで「禍を転じて福となす」結果となった事で、やっぱり運が良かったなと感じています。
 

3ヶ月ほど前に時々参拝している氏神様の神社で、ちょっと疲れた自分が神様に弱音を吐いたりしました。
 
その時に何かこう強く聞いてもらってるような感覚になり、また風も無いのに1つだけしめ縄の紙垂(あの白く垂れてるやつ)が不自然に揺れまくってるのを見て、まるで子供が親に励まされてる感覚になりました。
 
誰もいない神社の空間の中だったので、しばらくずーっとその大きく1つだけ揺れ続ける紙垂を見ていました。
 
帰る途中に振り返った時もその紙垂は揺れ続けていて、とてもありがたいなあと元気をもらえました^^
不思議な光景でした。
 
 
では本題です。
 
少子化が進行していった事で、よく孫のいない人生を不幸だと嘆く高齢者の話が出たりします。
それを聞くと、どこまで行っても無いものねだりなんだなと感じました。
 
残念ながら世の中の多くの人はその欠乏感に苦しみながら生きている。
 
先ほどの高齢者の話であれば恋愛、結婚、そして子供を得たその経験ができただけで十分幸せじゃないかと。
 
結婚できた時、これ以上の幸せはないと感じたはずでしょう。
 
それなのに喉元過ぎれば熱さを忘れて、次は子供がいない自分は不幸だと思うようになる。
 
子供が出来て幸せの絶頂、もうこれ以上の事は要らないと思いきや、2人目3人目ができない自分は不幸だと思い込む。
あの人は2人3人と子供がいるのに私はなんで「1人」しかいないんだろうと憂鬱になる人もいる。
 
満足な人数の子供をもうけたとしても、今度は孫が居ない事に不幸を感じる。
 
 
まあ、人の幸せは相対的なものなので、そんな事で悩むなよって言っても本人にとっては重大な問題なのだろう。
 
 
結局は、足るを知らなければいつまでも幸せにはなれない。 
何かを手に入れなければ幸せにはならないという価値観の人は永久に欠乏感に苦しむ事になる。
 
これはまさに執着。
 
 
今ある当たり前の幸せに目を向けず、いつもどこか足りない部分を見てるからその欠乏感から抜け出せない。
 
例えば怪我して、まともに歩けないとか手が使えなくなった時、こんなに不自由なものなのか!と思ったはず。
そして回復してまともに体が動く事がこんなに素晴らしい事だったなんてと感動したはずですよね。
 
体が動くなんて当たり前だと思ったのに、一旦その当たり前を失うとその有り難みをしみじみと思い知らされる。
 
そういう事から学ぶはずなのに、時間が経てば感謝の気持ちを忘れてしまって、また無いものねだりの日常に傾いていってしまう。
 
 
自分は40歳になった時それまでの手に入れる人生から、余計なものを手放す人生へとシフトした事から、できるだけ持たない人生を選ぶようになった。
頭や精神や体に投資はし続けるけど、物質的な事は必要最低限にして、死ぬ時は手ぶらにしておきたいと思う。
 
 
世の中は持つモノや人との繋がりを増やせば増やすほど精神をすり減らされ、時間も奪われる事になる
 
周りにいろんなものがあればあるほど、何が大切なのかわからなくなり、本当に大切な事を大事に出来なくなる。
 
 
長年生きてきていろんなものだらけになってしまった人生から、手放す人生へと変わるととても身軽になる。
 
自分は自分の軸で生きる事になり、他人のための人生とお別れになる。
 
 
何かを手に入れなければ幸せにならないという考えに囚われ続けるという事は、つまりその外にある何かがあなたから無くなってしまえばすぐに不幸になるという事になる。
 
外に築いたたくさんの手に入れたものはあまりにも脆い。
 
 
自分のものだと信じて疑わない子供や孫でさえ彼らは一人の人格であり、決してあなたの思い通りにならない。
 
そして彼らが大人になればあなたから去っていき、配偶者もこの世から去りいずれあなたは一人になる時が来る。
 
手に入れる事でたくさんのものを手に入れる事が幸せだと感じている人は、いずれ来るその孤独に耐えられず、失意に嘆く事になる。
 
外に幸せを求めてる間は結局はいつまでも欠乏感に囚われる人生を送り、自分自身の内面を充実させて自分自身に満足している人はいつも幸せなんだろうなと思う。
そうすると、自分の周りに人が居ようが居まいが、モノがあろうが無かろうが大した問題ではなくなる。
 
 
どうしていつも群がらないと気が済まず、そして何か物を手に入れ続ける事に向かう人がいるのか。
それは自分の内面が乏しいから、その満ち足りない不幸な自分を幸せにしてくれるものを外に求め続けるからです。
 
内面が乏しい自分に耐えられないから自分自身と向き合わざるを得ない孤独という状況に耐えられず、外の喧騒でそんな自分を紛らわす。
 
多くの人は自分自身の内面の乏しさに向き合う苦しみより、他人との面倒臭い関わりや他人との悩みに苦しんだ方がラクなのであります。
 
 
その昔、人は自由を勝ち取ったものの、結局何をしていいかわからないから何か自分に目的を与えてくれるものに飛びつく。
 
それが善なのか悪なのかわからないけども、退屈という苦痛を紛らわすために。
だから昔の凶悪な独裁者の言葉巧みな言葉に易々と流されていった。
 
 
この世界は資本主義により何もかも豊かになり続けた。
しかし、心などの見えない世界は豊かにはならなかった。
 
あまりにも合理性を追求した結果ではあるけども…
 
 
足るを知り、自分に満足している人は誰かと居ても居なくても、なんとなく楽しそうで穏やかな表情をして落ち着いている。
 
自分自身に対する揺るぎない信頼がいつも自分を満たしてくれるのだろう。



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11月8日の第319号.共済が厚年に統合される前から年金が貰える人と、統合後に年金が貰える人の大きな違い事例。(発行済み)

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