平和ボケしてる日本人と、ロシアのウクライナ侵攻で思う事。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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こんばんは!

年金アドバイザーのhirokiです。
 
 
・まぐまぐ大賞2021語学資格部門2位と知識ノウハウ部門3位のダブルで頂きました(6年連続受賞)
本当にありがとうございました^^
https://www.mag2.com/events/mag2year/2021
 
専門外だし詳しくないので僕が出しゃばって言う事でもないんですが、ロシアによるウクライナへの侵攻のニュースが非常に心配。
世界が緊迫している。
 
ウクライナの東部はロシア派が多いけど、西側は反ロシア派に分かれている。
 
ロシアの言う事を聞く共和国をウクライナ東部に作ろうとしてるのか。
 
ウクライナといえば非常に土地が肥沃で小麦がよく取れるところであり、また製鉄でも有名な国。
反ロシアの人達はソ連時代の社会主義体制で途轍もない飢饉を招いたので、ロシアに恨みを持っている。
だからロシアに繋がりたくない人達。
 
また、東部にはドネツ炭田とかクリボイログ鉄山などがあり、製鉄業がとても盛んな国。
 
 
ロシアの地理を見るとロシアの周りは元々は東西冷戦だったソ連時代の仲間(社会主義国)であった国で囲まれている。
 
 
なんとなく防壁のような形になっている。
 
なぜそのような防壁のようになってるのかという経緯を考えると、第二次世界大戦の時にヒトラー率いるドイツがソ連に攻め込んできた時にソ連で2000万人から3000万人程が死んでしまった。
 
突然ドイツに攻め込まれて、ソ連で途轍もない被害が出たというトラウマを今のロシアは持っている。
 
 
そのため東西冷戦の、資本主義側と社会主義側が争っていた時に、直にソ連に攻め込まれないようにソ連の周りを緩衝地帯としてソ連の言う事を聞く国を置こうとする。
 
緩衝地帯としての国があると、戦争になってもいきなりロシアで被害を出さなくて済むから。
 
 
ソ連時代から、ロシアのすぐ隣がアメリカの仲間である資本主義の国がある事を非常に嫌う。
 
 
例えば北朝鮮なんかも、第二次世界大戦後に金日成を送り込んで朝鮮半島に北朝鮮を作らせた。
 
 
韓国がアメリカがいる資本主義側の国だから、直にロシアと国境を接触させたくないから。
 
 
 
また、戦後に日本が昭和27年までアメリカに占領された時に、ソ連は北海道の半分をよこすように要求してきたがアメリカが突っぱねたから北海道の半分をソ連に渡さずに済んだ。
 
もし北海道の半分を渡していたら、そこに北海道の人民共和国か何かができていた。
 
 
 
ちなみに北方領土の問題はもう解決は無理だろうけど、あれは第二次世界戦争中に日本が原爆落とされて満身創痍となった時にソ連が攻め込んできて奪ったもの。
 
 
昭和16年から昭和21年まで日本とソ連は日ソ不可侵条約というのを結んでいて、お互いに攻め込みませんという事になっていた。
 
第二次世界大戦中はソ連はドイツとの戦いに集中したかったし、日本は東南アジアでのイギリスやらフランスやらアメリカとの戦いに集中するためにソ連も日本もお互い攻め込みませんよという条約は意義があった。
 
 
しかし、昭和20年8月8日にソ連が一方的に条約をぶち破って北方領土に攻め込んできて、一方的に奪われた。
 
 
ソ連にとってドイツはもう敗色濃厚で心配する必要は無いし、日本ももう敗色濃厚になってきたのでソ連は日本に攻め込む事を考えていた。
 
広島に原爆が落とされて日本にトドメが刺されたような状態になった後に、その隙をついて条約を破って攻め込んできたのであります。
ソ連に火事場泥棒された。
 
 
ちなみにロシアという国は昔から日本にとっても脅威の国であり、1904年にはロシアと日本は戦争をして日本は勝った事がありました(日露戦争)。
(日露戦争にロシアは負けたから、当時のロマノフ王朝の権威がガタ落ちして共産革命が起こって1917年にソ連が出来た。共産主義は財産を持つ事を許さないから資本家や王族は必ず惨殺される)
 
 
当時、ロシアは朝鮮半島や日本を目指して、南に領土を拡大しようとしてきました。
 
もし朝鮮半島がロシアに奪われると、次は対馬渡って日本に攻め込まれるのも時間の問題でした。
 
 
朝鮮半島というのは日本にとってはロシアを食い止めるためにも重要な場所なのであります。
 
 
 
ロシアの脅威を跳ねのけるためにも朝鮮を守る必要があるし、今の中国の東北部である旧満州を守る必要があった。
 
 
旧満州を日本軍が抑えていたのは、ロシアの南下を食い止める最大の砦だったから。
 
ロシアで共産革命が起こってソ連になって、共産主義という危険な思想が入ってくるのを防御する必要があったわけです。
 
 
なぜそこまでソ連を防御する必要があったのかというと、共産主義は私有財産を許さないので資本家や皇族は粛清される。
 
日本には天皇制があり、共産国はその天皇制を廃止させる事を目的としていた。
 
 
日本人にとって誰もが敬愛する皇室を廃止するなんて許せない思想だったから、なんとしてもソ連の思想が入ってこないように朝鮮や旧満州を守る必要がありました。
 
 
 
ちなみに朝鮮半島は日本が植民地にしたとかバカげた事が言われるけども、植民地にはしていない。
 
 
韓国併合と植民地政策というのは全く違う。
 
 
植民地というのは例えばヨーロッパの国が自分たちの利益になる作物や資源をひたすら搾取する。
 
自分の国を富ませるために、アジアの国やアフリカから資源を搾取し続けた。
 
 
しかし、日本が韓国や台湾にやった事は投資をして、そこを近代化させて発展させた。
朝鮮半島には何も搾取する資源なんかないのに、植民地なんていう言葉自体がおかしい。
 
韓国併合というのは今で言えばイギリスのスコットランドやイングランドみたいなもの。
 
 
このように、日本にとってもロシアは昔からいろいろ関係してきた国です。
 
日本は平和ボケしてるけど、世界を見渡すと隙あらば攻め込んでやろうとする国も存在するのであります。
 
 
特に周りは中国やら、北朝鮮があります。
韓国は相変わらず話が通じない。
 
 
日本が平和ボケしてるから尖閣を占領されたり、竹島を占領されたり、千島列島も占領されたり好き放題やられている。
なめられてますよね。
 
丁度、11年前に東日本大震災が起こった時は民主党政権でしたが、日本を売り飛ばすような真似を散々やったから神様による天変地異が起こったのだと思う。
阪神大震災の時も、社会党の村山首相が謝罪ばかりやるという何の国益ももたらさない事をやっていた。
 
迷信かもしれないけど、国を揺るがすような天変地異は国の指導者が国を貶めるような事をやると起きるのではないかと思っている。
 
 
ところで、いじめっ子にいじめられてる子が何も抵抗しないなら、ますます付け込ませてもらうの精神を持った国が周りにはあるという事です。
 
日本の平和憲法とやらで「僕らは戦わない!戦力も無い!丸腰です!」っていうなら遠慮なく攻めさせてもらうよと周りの国は思ってるわけです。
 
でも日米安全保障条約でアメリカ軍が日本に駐留してるから、迂闊に日本に手を出せなかった。
アメリカにずっと守ってもらってるからロシアも中国も迂闊に日本に手を出せないわけです。
 
 
戦争はイヤだけど、周りには戦争の何が悪いんだって思ってる国もある事も受け止めて、もしズケズケと攻め込まれたらあなたもタダじゃ済まないよ!くらいの力を持った国にならなければならないと思う。
 
 
ウクライナの件も遠い国の話だから、関係ないやーくらいに思ってる人が大半だろうけど他国の話として片付けてはいけない。
 
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