世間の理想が「善」で、そうでない人が「悪」と決めつけてくる人は人の痛みがわからないから。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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知れば知るほど奥深い年金制度!
僕も日々勉強ですが、一人でも多くの方に年金の事を知って欲しいと思います。
年金は…正確に書くように努めてはいますが、少しでも年金の事を知っていただければ幸いであります。
一緒に年金について考えてみませんか?

おはようございます!

年金アドバイザーのhirokiです。
 
 
 
世の中はあなたがあなたである事を許さない事がある。
 
それは世間が作り上げた理想的な生き方を基準に考えるステレオタイプな人が多いから。
 
 
世間が作り上げた理想から外れると、すぐに多数派として少数派を糾弾してくる。
 
しかも空気のごとく少数派を抑圧し、社会的に抹殺しようとする。
 
 
最近の傾向で言えば、マスクをしていない人を見つけたら「あいつはマスクしてない」と見つけては、いかに問題であるかを世間の集団に訴えかけて、集団でその一人を叩き潰そうとする事である。
 
誰かが誰かを叩く1対1ではなく、1対1000人、1万、数十万人…みたいな事が起こる。
 
確かに今の状況で、マスクをしてない人を見かけたら気にはなるだろうが、コロナよりこのような集団リンチのほうがよほど狂ってると感じる。
 
全体主義的というか。
 
 
現代は自由だと言われるが、実際は自由を縛るようなシステムだらけであり、どこもかしこも監視されてる社会だと言える。
 
たとえばSNSで日ごろの行動が監視され、たとえゲームの世界だろうと現実に存在する見知らぬ人との関係を結んで常にまわりの目を気にしながら行動しなければならない。
 
 
ネットが進歩して便利になるにつれ、個人の自由はどんどん抹殺されていった。
 
 
だから少しでも自由を取り戻すために、このようなシステムから離れる事がこれからは大切になってくるのではないか。
 
 
そういえばLINEを覗いてみると、いつからかチャット機能が追加されている。
全国の誰かと楽しく話そうという事だろう。
 
 
参加はもちろん任意のものではあるが、あれは実際はすごくトラブル起こす。
 
ネットの世界とはいえ、一つの集団の中にいるのは変わらないし、しかもそれがどこの誰だかわからないとなればすぐに喧嘩になる。
 
 
群れの中にいると、その集団の暗黙の掟から外れるような事をすればすぐに村八分にされてしまう。
 
 
これはどこでもそうだと思うけれども、群れは誰かが抜きんでる事を酷く嫌う。
 
 
ちょっと変わった人が居れば、それはすぐにいじめの対象になり、あれこれと文句を付けて社会的に抹殺されようとしてしまう。
 
大人のいじめというのは、多くはあいつは悪で自分こそ正義であるという非常に厄介な正義感をもって抑圧される。
 
 
子供の世界のいじめも、周りとちょっと変わった人に対する違和感や恐怖心、嫉妬のようなものからくるもの。
だから「いじめはダメ!」といくら声高に言い続けても残念ながらいじめはこの世からはなくならない。
 
自分も昔はいじめで苦しんだ時があったのでその痛みはよくわかるけども、これが現実なのだろう。
 
大人は肝心な時に助けてくれないし頼りにならないから、自殺してしまう子が後を絶たない。
 
 
いじめは良くないものであると言う大人が、社会でまるで完全犯罪のごとくいじめを日常茶飯事にやるのだから子供に何も説得力は無いともいえる。
 
大人の場合はおかしな正義感を振りかざすから悪い事をしてる自覚は無く、自分が正義だから悪とみなしたその対象を苦しめる事は当然だと宣う。
 
 
何かにつけて善悪を付け、悪とみなした対象を苦しめる。
だから大人の世界のほうが非常に悪質である。
 
 
もちろん犯罪を犯したり、誰かを明らかに傷つけるなら世間の人から怒られるだろう。
 
 
しかし、冒頭で言ったように、問題なのは何も悪い事をしてないのに二項対立として「善」と「悪」のように区別され、特に「善」は世間の理想の世界であり、それに適合してない人は「悪」と決めつけられてしまう事である。
 
 
そしてそれは善とした側が何も悪びれる事無く、悪と決めつけられた人が抑圧され、肩身の狭い思いをし、生きにくい世の中にしてしまう事。
 
 
だから自分は世間が作り上げた理想が嫌いであり、群れがとても嫌い。
 
世間が作り上げた生き方やあり方こそ理想であるという価値観を押し付けてくる人には困ったものだが、残念ながらそういう人はこの世からは永遠に消える事は無いだろう
 
 
多数派にいる群れは自分たちがいかに正しいのかを振りかざし、少数派を大勢で苦しめる。
 
 
人の痛みのわからない、想像力の足りない人達が群れるとロクな事は無いし、人間的に成長する事は永久にない。
人の痛みを想像できない人間が成長など不可能。
 
人は上手くいく時よりも、上手くいかない時にこそ学び成長する。
 
 
さて、少数派にいる時、自分は間違っているかのように不安になると思う。
 
何も悪い事をしてるわけではないにもかかわらず、世間の価値観に埋もれた人はあなたがいかに間違ってるのかをあれこれと理由を付けてくる。
 
 
しかしながらその人たちは世間の理想の世界でしか生きられなかった人達であり、その群れから抜け出そうとする有能なあなたの夢の足を引っ張る側に回るしかなかった人達。
 
 
 
コロナで集団にしがみ続ける価値観が薄れていく事は、くだらない世間の価値観から抜け出すチャンス。
 
 
あなたはくだらない価値観に縛られて幸せだっただろうか。
本当はいつも抑圧を感じていたのではないか。
 
 
それは自然の摂理に反しているからこそ感じる違和感であり、自然の摂理に反しているという事は世間の価値観が必ずしも正しいわけではないという事である。
 
 
億を超える人間がいるのに、いつまでも過去の歴史が作った型にハマるわけない。
 
 
ちなみにこの世の中を変えてきたのはいつだって多数派ではなく、周りからガヤガヤと批判されバカにされ苦しめられた少数派だった事を忘れてはいけない。
 
 
なお、多数派が間違ってるわけではないけども、多数派に属したとしても少数派を「悪」とみなす考えを持たないようにする事が大事。
 
群れに属す事でおかしな正義を振りかざして少数派を叩く人は、想像力が足りず基本的に人の痛みを知らない。
 
 
人の痛みを知らない者が語る愛や正義は、中身の無い嘘偽りと思って間違いない。
 
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