行動が早い事に酔ってるだけの人が増えた。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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知れば知るほど奥深い年金制度!
僕も日々勉強ですが、一人でも多くの方に年金の事を知って欲しいと思います。
年金は…正確に書くように努めてはいますが、少しでも年金の事を知っていただければ幸いであります。
一緒に年金について考えてみませんか?

こんにちは!

年金アドバイザーのhirokiです。
 
今日は天赦日と一粒万倍日、寅の日が重なるすごい日ですね。
何しようかずっと考えてたんですが、結局は朝のルーティンの強化版になってしまった^^;
 
トイレをひたすら磨いたり、床をひたすら拭いたり…
 
 
世の中はなんとなく即行動を美徳する空気が強いので、すぐ決断する人はすごい!かっこいい!というふうになります。

即行動するってスマートだと思うけども、一番騙されやすいし一番致命的な事をやらかす。
 
 
行動が早い事がプラスの結果を生み出すのは、自分に確信があるとか、なんとなく気持ちが上向きになる場合。
 
なんか腑に落ちない、よくわからないまま即決断すると大体後悔するし、決断というのは自分で物事を決めてしまうといつまでもその後の人生を引きずってしまいやすい。
 

自分で決めたのだから最後までやり遂げるべきだという義務感に囚われ、本当なら間違ってる事をやっていてもいつまでも頑張り続ける。
 
 
見栄を張ってすぐに決断を出そうとする人は失敗した時に危険だから、しっかり熟慮する事がとても大切。
もちろん熟慮しすぎてチャンスを逃してしまうという事があるので、ダラダラ考え続けるのもどうかと思う。
 

特に直感は当たってる事が多いので、もしピンときたり、不思議な偶然が重なってる時は動いてみるのがいいでしょう。
 
 
しかしながら人間はそもそも選択するという事に非常に弱い。
 
特にその選択肢が多いほど、人は選べなくなる。
 
 
なので、決めれないというのは本来の人間の性質だから別に恥じる事は無いです。
 
何かを決める時に人間って必ずしも正しほうを選ばないんですよ。
 
 
例えば2000円と1000円の丼があったとしたら、大抵の人は1000円の丼を頼みますよね。
ところが5000円、2000円、1000円とあったらなんか2000円を選ぼうかなってなる。
 
同じような効果としては、数万円の商品があったら「高い!!」って思いますよね。

でも数百万の商品を見てぶったまげた後に、数万円の商品を見たら「あれ?安いねこれ。買うわ」ってなる。
 

 
だから人間の判断は必ずしも、誰もが思う方向に行かない時がある。
人間は案外、合理的に動かない。
 
 
人間は選ぶのが苦手だし、こっちがベストだよねというほうを毎回選べない。
選択ってやはり難しい。
 
人はそんな簡単に決断できるものではないし、時に優柔不断にならざるを得ない時がある。
 

本来がそんなものなんです。
だからすぐ決断できない行動できない自分はダメだと卑下する必要は無い。
 
特に一大決断の時に、納得しないままさっさと決断する事ほど危険な事は無い。
 
 
いつの間にか決断が早いする事がカッコイイという風潮になったせいか、行動行動と急かす人が多くなった。
それをするのが苦手な人でさえ、そうしなければならないと頑張るようになってきた。
 

僕はペースを乱されるのが本当に嫌なので、このいちいち急かすような言葉が嫌いです。
 
 
たとえば、何かを手に入れなければ幸せにならないとかいうのは幻想ですからね。

今目の前が幸せじゃない人は次から次に理想を追いかけて手に入れても満足する事は無いし、今に感謝できない人はいつまで経っても幸せにもならないし感謝もしない。
 
 
目の前の事に集中してる時に、行動行動!の目で見られる事は本当に不快。
 
今一所懸命やってる人に、もっと頑張れよと言ってるようなもの。
 
 
人を選ぶ時に何を基準としてるかというと、忙しい感じの人には関わらないようにしてます。
忙しい感じは見てるだけで疲れるし、人を疲れさせるという事は運が悪いという事だから。
 

忙しい自慢やら寝てない自慢してる奴いたら、なんか空気が下がりますよね。
それと同じ。
 
 
決断をするのが苦手という人は決断を無理に早めようとすると足元をすくわれたり、致命傷になりやすいので熟慮する事が必要です。
 
巧みな詐欺師は人に考える隙を与えないようにする。
それはすべて即行動、即決から生じる。
 

だからこそ、世の中はクーリングオフという制度で消費者保護するようになっている。

もし即決断を求めるような営業などがあったら、「クーリングオフの説明をお願いします」というと、大抵は態度が変わる。
せっかく契約したのに、一方的に契約を解除されたら上司に大目玉でしょうから。
 
 
何でも怖いもの知らずのようにすぐ決めるすぐ行動するというのはカッコイイように見えますが、それは単なる無鉄砲なだけ。
 
ただ、即行動即決が良い面に転じるのは、何かワクワクするとか、楽しい感じがする時は当たってる事が多いとは感じる。
 
 
余談ですが、すぐ行動する人よりレスポンスが早い人は大体当たり。
何というかマメな人。
 
レスポンスが毎回遅い人は運の悪い人の典型です。
なぜなら人の時間を奪うし、話が進まん。
 
そういうマメな人は確実に信用できる。
行動を早めるならこういう雑務的なところは確実にプラスになる。
 

 

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3月31日の第183号は「貰えて助かるはずのものなのに、ウッカリするとトラブルになる事も多い加給年金の事例」

4月7日の第184号は「初めて厚年に加入する人の在職老齢年金と、年金財政を救うための高齢者と女子の雇用促進」

4月14日の第185号は、「60歳以降に貰う給与がコロコロ変化すると給付金も変化するのに、年金の停止は変わらない理由」

4月21日の第186号は、「自己都合退職と会社都合時の失業手当受給時による年金停止と、配偶者へのメリット」

4月28日の第187号は作成中。

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3月3日の第179号は「国民年金保険料の変更等の計算課程と、まとめて保険料支払う前納時の考え方」を発行しました。

3月7日の号外は、「約60年前の国民年金創設時はなぜ200万人もの人に全額税金で年金を支払い続ける必要があったのか」を発行しました。

3月10日の第180号は「国に全て頼るのは嫌という国民性により誕生した国民年金と、一生に受ける様々な年金給付」を発行しました。

3月17日の第181号は「障害者特例などで増やした年金を繰上げをすると、やや有利で特殊な計算になる」

3月24日の第182号は、「女子の加入者がとても少なかったのが普通だった時代と、僅かな年金の受給権発生」

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