教養を高める努力をしないとみんな同じような価値観になり、大衆に流されていく。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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知れば知るほど奥深い年金制度!
僕も日々勉強ですが、一人でも多くの方に年金の事を知って欲しいと思います。
年金は…正確に書くように努めてはいますが、少しでも年金の事を知っていただければ幸いであります。
一緒に年金について考えてみませんか?

こんにちはー

年金アドバイザーのhirokiです。

 

 

急なんですけど、今夜20時に有料メルマガの号外を発行します^^

3月7日20時号外「約60年前の国民年金創設時はなぜ200万人もの人に全額税金で年金を支払い続ける必要があったのか」


この間令和3年3月3日の3続きの日に桃の節句だったんですが、この日は61年前に国民年金が全額税金で200万人の人に年金を支払い始めた時でした。

全額税金で支払うなんてどうしてそんな大盤振る舞いな事したんだ!と思われそうですが、これは年金が国民すべての人を対象にした制度である以上避けられない問題だったからです。

年金は多くがそうなんですが、ある程度は近現代史の背景と一緒に考える必要があります。


この辺の成り立ちはとても大切なので、号外で今夜の有料メルマガを発行します。


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本日3月7日の号外は、「約60年前の国民年金創設時はなぜ200万人もの人に全額税金で年金を支払い続ける必要があったのか

 

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では本題です。



社会人になるとほとんどの人は勉強しないです。

何かの調査の統計を見ると、社会人の一日の平均勉強時間は6分との事だった。
 
なので一日30分も勉強すればその他大勢から抜きんでる事は意外と簡単なのかもしれない。
 
勉強は学生がするものだっていうイメージがありますが、大人になってこそ勉強をしないとこき使われる人生で終わるし、周りに振り回される人生で終わる。
 
 
なお、自分の考えが無い大衆は、一見正しそうに見える危険な思想に飛びついてしまいやすい。
大衆というのは自分自身の快楽にしか興味ないし、社会的責任を果たす事を考えないから政治には無関心になる。
 
このような大衆をターゲットにして、よく都合のいい事を言って煽動して支持を求めるような手段が取られる事があります。
 

あのナチスのヒトラーもそもそもは民主主義によって国民が選んだ独裁者。
国民が選ぶから大丈夫だと思ったら、悲劇のユダヤ人大虐殺と第二次世界大戦が始まってしまった。
 
一旦独裁者が選ばれると、お近くのアジアの国のように正常な国に戻る事は非常に困難になる
 
 

ところで教養のない人は大体共通して同じような話しかしない。
 
教養のない男なら、車か女の話か芸能人の話に絞られる。
教養のない女ならオシャレか男、芸能人の話に絞られる。
 
誰かのスキャンダルが3度の飯より大好き。
 
3人寄れば文殊の知恵どころか、3人寄れば立派な生産性のない集団の出来上がりになってしまう。
 
 
そして世の中も教養のない人達に合わせなければならないから、多くのテレビ番組とかは恋愛やら結婚の話がメインになる。

せっかく素晴らしい人がゲストとしてやってきても、無理やりそいういう話に持っていかれてしまう。
無教養な大衆の興味に合わせなければ数字が取れないからですね。
 
とても勿体ない事だと思う。
 

なのでバカになりたくなければテレビを見て何時間も過ごす習慣はもう排除したほうがいい。
テレビの時代はもう終わっている。
 

あと、曲なんかもせっかくイイ感じの曲だったとしても、歌詞が愛だの恋だのの関係になっていて残念に思う事があります。
中身のスッカラカンな事がよくある。
 
大衆向けになるとこうなる。
 
 
どうしてそういう中身の薄っぺらい話題が中心となりやすいのか。
 
 
それはずっと近代以降、誰もが同じ生き方や価値観や理想を追いかけたからです。
 
本来ならそれぞれが違う価値観があるけども、テレビや影響力のある著書の考え方が大規模に広まると、みんなが同じような知識や価値観になってしまった。
 
こうなるとみんな似通う価値観になり、求める価値観も似通う。
そしてそれこそが人間の理想であり、人の正しさであると思い込んでしまう。
 
 
誰もが同じ生き方を目指すようになったのも、マスメディアに影響されたのが大きい。
 
影響力があるメディアが同じような視点に偏り、どうしても影響されてそれこそが理想の形と捉えてしまい、みんなの考えや追い求める理想が似通ってしまう。
これをよく俗に言う大きな物語といいます。
 

見せられた理想の世界を自分の理想であると捉え、みんなその理想を目指していく。
 
 
みんな同じだから、先の事はみんなと同じように合わせれば安心だと捉えてしまう。
 
 
ところが、このような誰もが同じような方向に進むようになると逆に不安が大きくなります。
 
 
それはみんな一緒の世界に流されていると、自分だけが道を踏み外してしまうのではないかという不安が出てくる。
みんな一緒の道から外れる恐怖から、結局自分らしさを押し殺して皆と同じ方向を目指してしまう。
 

みんなが追いかけるものを追いかけ、みんなが手に入れようとするものを手に入れようとする。
こうなると世間に埋没してしまう事になる。
 

だから例えば模範解答のような人生の流れである、進学→就職→結婚→子育てのような平均点の生き方がすべての理想とされてしまう。
 
そこから少し方向がズレようもんなら色眼鏡で見られ、その他大勢に埋もれてきた人はわざわざ他人に価値観を押し付けて、みんなと同じようにならないとダメかのように洗脳してくる。
 
 
しかしながら30年ほど前からネットが普及してくると、それぞれが求める情報を得る事が出来るようになってきた。
 

価値観が多様化してきたわけですね。

このようなポストモダンな状況になると自由に自分の考えを貫きやすいんですが、誰もが自分なりの生き方を歩むぞ!というのはなかなか難しい事であり、結局無難に大衆に合わせる方向に行く事が多い。
 
 
しかし、みんなと一緒に流されていれば安心と考えていると、ふとその群れから弾き出されると途端に道を失って生きる理由まで失ってしまいかねない。

よく無難に40代、50代まで生きてきた人が急に失業などの失敗をすると、自殺に走ってしまう事が多いのもそういうのが関係しているのかもしれない。


 
なので自分の興味ある事を深めつつ教養を高め、興味を持ち深堀していく事が人生をより良くしていく手段となっていくでしょう。

教養を高めようというのは一生かかっても終わらないし、それなりに身に付けるのは時間も気が遠くなるほどかかってしまう
10年20年と気長にやるのが望ましいですね。
僕も現在進行中。
 

簡単に身に付かないからこそ価値も高く、そして簡単には無くならない。
 
自分だけの興味ある事をもって教養を高めていく努力はあなたを深く深くしてくれるはず。
 
 
専門一筋でいたとしても、結局はいろんなところで教養が求められるとよく痛感するものです。
 

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本日3月7日の号外は、「約60年前の国民年金創設時はなぜ200万人もの人に全額税金で年金を支払い続ける必要があったのか」


3月10日の第180号は「国に全て頼るのは嫌という国民性により誕生した国民年金と、一生に受ける様々な年金給付」

3月17日の第181号は「障害者特例などで増やした年金を繰上げをすると、やや有利で特殊な計算になる」

3月24日の第182号は、「女子の加入者がとても少なかったのが普通だった時代と、僅かな年金の受給権発生」

3月31日の第183号は「貰えて助かるはずのものなのに、ウッカリするとトラブルになる事も多い加給年金の事例」


3月3日の第179号は「国民年金保険料の変更等の計算課程と、まとめて保険料支払う前納時の考え方」を発行しました。

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・2017年10月バックナンバー(どうして国民を年金に強制で加入させたのかという事と、年金財源を昔はいろいろな施設に使ったから年金支払いが逼迫したのか?など)
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