「障がい」という何の意味があるのかわからない用語。 | 年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座

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おはようございます!
年金アドバイザーのhirokiです。
 

いつからだろう。
 

障害者の人に対する気遣い?か何かで、「障害」という用語を「障がい」と表記しだすようになったのは。

 
僕は無理やり平仮名にされたその表記を見ると違和感がありすぎるから僕は使ってない。
 

逆に「障がい」って何の用語なんだろうと思ってしまう。
 
見かけるとわかっちゃいるけど、一瞬「ん?」ってなる。
 
 
それになんで今更そんな事問題にし始めたんだろうと思ってしまう。
 

年金で言うと、「障害年金」という名称になったのは昭和19年10月からです。
その前は「廃疾年金」というものでした。
 
ちょうど、昭和17年6月の労働者年金保険法が昭和19年10月に厚生年金保険法に改められた時ですね。
この時は「労働者」という名前が嫌われていたということもあり、名称が厚生年金保険に改められた。
 

それからもう70年以上も障害年金で通ってきたのに、なぜ今更としか思えない。
 
 
まあ、気遣いをするのはいいけどそんな重箱をつつくような部分に配慮して何になるんだろうと思っています。
 
それで政策が変わるならいいけど、何も変わるわけじゃないですよね。
 
 
そういう「障がい」という文字が広がるようになってから実際、障害者の方が急に目を覚ましたように「害」という漢字に反応しだして、害があるとは何事だ!!と怒ってる記事も時々見かけます。
 
 
しかし僕には、勝手に見えざる敵を作り出して怒ってるようにしか見えません。
 
勝手にそう捉え、勝手に敵を作り出して戦おうとする。
 
 
障害者の人達に対する取り組みというのはこれからも非常に大事な課題があるなあと感じるからこそ、そんな気遣いなのか何なのかわからない事が、もっと他に気を使って変えていかなければならない事があるんじゃない?と思えてしまうのです。
 
 
誰も障害者の人を害がある人なんて思ってない。
 
 
そういうふうに思ってる人を探せばいるかもしれないけど、それは人の容姿や外見、名前の呼び方とかをからかったり、イジメたりするようなくだらない人と同じようなもの。
 
害があるとすれば、害があると思う人に問題がある。
 
 
自分にたとえ障害が無くても、何らかの形で酷い事を言ってきたり、イジメたりしてくるような人はどこでもいる。
 
 
世間一般常識と違うとすぐ色眼鏡で見て、自分の物差しでしか考えられずに少数派を問題視扱いし生きづらくさせようとする人達はどこにでもいる。
 
本当はそういう人達を何とかしてもらいたいくらいだけど、そういうのはもう大昔からあった事だから、きっと未来永劫そんな人が居なくなる事はないんだろうなと思う。


 
僕は障害者の人に害があるなんて思ってもいないし、「障がい」という用語が出始めるまでそんな考えがあるなんて思いもつかなかった。
 
きっと世界のほとんどの人がそうでしょう。

 
今まで、理不尽な要求とか理不尽に怒鳴り散らす人の対応とかをやったりも沢山ありましたけど、世の中には本当に理不尽で酷い事をしようとする人がいます。

お客様なんだぞという立場を利用して、何でも許されると勘違いしてるというか。
 

 
しかし、障害者の人が「害」という漢字に対して「害があるとは何事だ!!」みたいな事を問題にして難癖をつけるというのはそういうのと同じ匂いがしてしまう。
 

せっかく、障害者の人にとって生きやすい世の中になればいいなって大半の人は思ってるはずなのに、これじゃあイメージを落としかねないと思う。
 
だから、僕は「障がい」っていう意味の通らないおかしな用語はこれからも使わない。


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