皆さまこんばんはー
年金アドバイザーのhirokiです(^-^)/
今日は軽めの記事で(笑)
60歳以降に老齢厚生年金貰いながら、在職中だと年金支給をなぜ減らされてしまう事があるのか。
ここでいう在職中というのは、単に働いているという意味ではなく厚生年金に加入しているという意味です。
厚生年金に加入しないのなら年金支給額は減らされません(65歳支給の老齢基礎年金や繰上げた老齢基礎年金も減額対象外)。
なぜ定年退職後も働く事で年金支給される額がカットされたりするのかというと、年金というのは高齢になり働くことが困難になる事で、仕事を辞めて収入が無くなる人への所得保障という考えに基づいてるからです。
年金は保険であり、長生きして高齢になり働くことができなくなるリスクに備えるものだから。
つまり、「長生きするというリスク」に備える保険が老齢の年金。
だから老後もまだまだ現役で働くならまだ年金は要らないよね?というわけで年金がカットされたりするわけです。
ただ、定年退職後の雇用は普通は賃金が少なくなる場合が多いので、ある程度は年金支給しないと生活が成り立たなくなるから在職老齢年金という形で年金が支給されます。
ちなみに障害年金は、病気や怪我で長期に渡って働く事が困難になって、「傷病により収入が得られなくなるリスク」に対して備えられた所得保障ですし、遺族年金であれば一家の大黒柱が亡くなり、収入が大幅に減ってしまい「残された家族の生活が困難になるリスク」に対して備えられた所得保障なわけです。
年金はこういった人生における、収入が無くなって生活が危うくなる3大リスクに備える為に、国民全員を強制的(20~60歳までは全員強制)に年金に加入させてるんですね~
今まで年金保険料払ってきた分の元を取れたとか、得した損したとかっていうのは結果的にすごく長生きしたとか短命に終わったというだけの話であって、損得がどうのこうのって話は本来の年金の目的ではありません。
あくまで、損得は結果的なものです。
まあ…年金は複雑すぎるから、知らないと思わぬ損を被りかねないのも事実ではありますが(^^;;
本来なら余計な損をせずによかったものを回避させるのが自分の役目でもあります
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今から書いてしまわねばッ(。A。;)‼︎
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