金・劉夫妻の主張するところでは、伝統的シナ社会は
(1)皇帝が官僚機構を統制すること
(2)官僚機構を組織化する原理を儒教とすること
(3)官僚の主な人材供給源が地主階層であったこと
の3要素によるシステム化(同一化)がなされている社会構造だった。
儒教では、国家の秩序を家庭の秩序からの延長として考える。
家庭の秩序は、
宗法思想(家譜制) ・・・ 一族の長幼の秩序など
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祠堂&家譜 ・・・ ※
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族田 ・・・ 一族の土地・田畑
これを延長した国家秩序は、
儒家正統国家学説
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官僚制 ・・・ 科挙のような儒家学説の教養に応じて政府により選抜された官僚
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地主経済
家庭の秩序観が国家レベルの秩序観にコピーされているわけだ。
※ 「先祖を祭る祠(ほこら)」と「一族の一覧と家系図を儒教秩序に従って編集した書類」のこと