梅雨は敷草と混植 | Caffe-terrace garden

Caffe-terrace garden

~自然農法を採り入れた農耕やガーデニングの奮闘記~

梅雨は一雨ごとに野菜は勿論の殊

雑草に至るまで勢い付きます。

 

耕土の状態を良好に保つなら

雨期の降雨後には畑へ立ち入れない

・・・とはいえ

芽欠きの手入れも必要ですが

トマトのように芽を欠いたことで

傷口から菌が入り傷ませるのも避けたいところ

 

そんな時はタイミングをずらせばいいのですが

先延ばしすればしただけ脇芽も伸長します

 

 

  混植の活用

ほとんどの場合

畝1本に育てる作物は

1品目1品種・・・つまり単作ですね

 

私は昔からこれに疑問がわいたというか

たくさんの種類を育てたくて欲張る

その結果・・・

混植という手段を取ります

 

それでも作物同士の相性というか

異なる性質もあるから取捨選択は必要で

むやみやたらと混植できませんよね

 

例えば

トマトにはバジルかシソを混植

ウリ科のキュウリやカボチャなどにはニラやネギ

 

そのほか野菜とハーブの共生も効果的です

主な作物との共生を表にまとめています

以前自然栽培の本を出そうと思った時に

相対表を作成したままで作成日が古いとはえ

内容の更新などはしなくても適応可能でしょうね

 

具体的には

アスパラガスが植えてある畝ですが

株間が相当広く空いてしまったので

今年は赤しそを移植しました。

 

それというのも

赤しそは毎年野良生えするので

他の野菜(土寄せが必要な作物は混植不可)や

別のシソ科との影響(赤しその変色)を鑑みて

苗が小さい時に移植して一か所に纏めています

なので、

アスパラガスの広い株間は好都合でした

 

 

こちらは

甜瓜(品種:奈良一号)の株間に細く伸びているのが

株分けしたニラの若株です。

 

上の写真は甜瓜(品種:タイガーメロン)です。

 

株間にはネギ(品種:越津葱…根深系)がうえてあり

更に周囲にはニラ(品種:大場ニラ)が植えてあります。

 

写真を見てお判りのように

最初は防虫ネットをかけていたのですが

ネット撤去のタイミングを間違えて

ウリハムシ被害に見舞われました。

 

あわや枯れるかと思っていましたが

負けじと新しい葉を次々展開しています。

 

今年ズッキーニ単作で全滅したことに比べれば

雲泥の差となりました。

 

 

 

  今後の混植計画

イチゴの畝を利用して

株間にはボリジとバジルを混植しています。

 

ボリジは可なりの大株になったとはいえ

移植する気はサラサラなくて

抑々ボリジとイチゴは相性がいいんですよ

 

2024/6/25撮影

 

 

昨日(2024/06/29)には既に開花が始まったので

このまま自家採種します。

 

イチゴのそばで育っているバジルは

育苗用にタネを撒き生長を経てから移植しますが

ローズマリー、モナルダ、赤しその影響を考えつつ

混植相手の定番といえばトマトですよね

 

三種類のトマト

ミニトマト(品種:イエローペア)、ミディトマト、

中大玉トマト(品種:世界一)のそばに移植します。

 

現在、適期に植えたキュウリ(品種:ガーキン)が

次々開花を始めたけれど

時間差で植えた株がまだ幼い状態にあるので

防虫ネットをかぶせています

 

株が育つタイミングに合わせて

ネギのタネを撒みつつ

玉ねぎのタネを撒いてキュウリとともに育苗

 

夏じゃがの収穫を見計らい

後作には

ササゲかサツマイモや綿の栽培でしょうかね