地味ながら丁寧な脚本と洗練されたキャスト、計算された音楽など完成度の高いドラマだったが、昨年春の放映後の反響がすごかったらしく、この夏続編が放映された。
ドラマ最終回のその後を描いた作品だったが、あの世界観のまま穏やかな日々が流れるお話だった。
 
主人公のさとこは一生付き合っていかないといけない病気を抱えており、そのせいで人生がスローライフとなっている。その生き方が、現代の忙しい人たちの憧憬となったのだろうか。同じようなドラマにテレ東の「À Table!」があるが、あちらも観ているとこういう生活が理想なのかも、、、、、と思ってしまう。
 
外食するよりも、自分で好きな食材を買ってきて、その時に食べたいものを食べる。
上手くできたら嬉しいし、できなくても次はこうしよう、と楽しみが増える。
高級なものや特別なものはいらない。旬の素材を美味しくいただく。これ以上の贅沢は無い。
ここ10何年は海外駐在とかあちこち飛び回って何もできないが、定年退職したら今までできなかったそういうスローライフをやってみたい。宇都宮はそういう点では住みやすい街だと思う。
 
このスペシャルにはレギュラーメンバーは総出演、ゲストに徳永えりが福士誠治演じる唐圭一郎の妹役で出ていて、おーっ!と思った。
 
今回も春の野菜を使った料理が随所に出てきた。また豆腐の味噌漬けは日本に帰ったらやってみたい一品。
季節ごとにスペシャルでやってくれると嬉しいドラマである。