今をさかのぼること13年、まだ40代だったMATTは、忙しさを言い訳に日々衰えていく体力から目を背けないように、小さな挑戦を重ねていた。

 

しかし、アラフィフも通り越してアラ還になろうとしている最近は、そんな小さな挑戦すらしないほど落ちぶれてしまっている。

 

そんな毎日を打破するべく、というような大げさなものではなかったが、10数年ぶりの小さな挑戦を今日体験。

 

水曜、木曜とアシスタントとして東京・秋葉原にある子会社の業務監査に。

二日目の今日は予定よりも少し早く終了した。

MATTは免許証の更新をいつしようか、と悩んでいた。

15時半ころまでに宇都宮の駅に着けば、帰りに警察署に寄って手続きができる。

そのためには秋葉原を14:21の電車に乗って出発しなければならなかった。

 

だが残念ながらその電車には乗れず、14:35の電車で出発。

15:00発のやまびこには乗れたが、小山をすっ飛ばすこの便でも宇都宮着は15:48。

12分。。。。微妙だ。

だが、久しぶりに小さな挑戦を実行してみることにした。

 

いつも乗る車両よりも宇都宮駅ホームの階段に近い車両に乗り、宇都宮到着前にドア付近に移動。駅に着いたらすぐに飛び降りて、窓口で乗り越し清算、やや小走りで駐輪場に行き自転車に飛び乗る。この時点で残り7分。

 

ここからはいつもよりも必死に自転車をこぐ。もちろん安全には注意して。

しかし、気温34℃近い猛暑の中、もうすぐ56になる運動不足の肉体はすぐに悲鳴をあげる。

それでも踏ん張ってこぎ続け、警察署に着いたのは受付締め切りの2分前。

なんとか間に合った。

 

汗だくにはなったものの、まだまだなんとかなる。

小さな挑戦を続けることで、人間は自信を保つことができる。

ほんと、ちっちゃいけど。。。。笑