今年の静岡県公立高校の入試の結果が発表されました。
こちらです。
今年と過去4年間の静岡県の平均点は以下のような結果になっています。
R6 R5 R4 R3 R2
国語 33.8 33.6 34.9 31.8 33.7
数学 24.2 26.2 24.6 22.4 25.4
英語 30.3 27.3 31.9 26.9 27.5
社会 27.2 30.3 29.4 30.5 30.7
理科 25.6 25.6 27.0 27.5 28.4
合計 141.1 142.9 147.9 139.1 145.6
合計点は昨年とほぼ同じ、140点強です。
以前は120点くらいの年もあったので、それと比べると近年は140点前後でとても安定しています。
教科別で見ると数学の点数が一番低く、国語の点数が最も高いことも例年通りです。
近年の傾向として、難問や奇問(?)はほとんど出ることはなく、オーソドックスな問題が多くなっています。
中3生の受験勉強は、まずは教科書レベルの基礎をしっかり固めること、そして標準的な問題をきちんと解ける力をつけることが最重要です。
その上で応用レベル/入試レベルの問題が解ける力を積み上げるようにしていきましょう。
最近5年間の公立高校入試の平均点は143.3点です。
一方で1月中旬の中3生最終模試の最近5年間の平均点は126.5点です。
公立高校受験者と模試受験者の学力層がほぼ同じ、公立高校入試と最終模試の難度もほぼ同じと考えられますから、入試前最後の1ヵ月半で16.8点の学力アップをしていることになります。
受験勉強中の終盤は1ヵ月の勉強で平均10点以上の実力アップをしていることがわかります。
受験勉強の効果というのはとても大きいものです。